このイベントは、リアルマーケティングマスタースクール会員様限定で年末に東京で行われ、2023年の振り返りと2024年への課題を解決していくといった内容になりました。
問題解決ワークの内容のレポートと、たくさんいただいたアンケートをご紹介したいと思います。
「2023年振り返りと2024年課題解決:問題解決ワーク参加者の声」の動画版はこちら。
2023年のネット関連課題とセキュリティ対策
サイバーセキュリティの危機!ネット関連課題への対策が急務
当社はホームページ制作の会社もしているので、お客さまの動向も気にしているのですが、無防備な方も多くみられます。
個人的に望ましくないサイトにアクセスしてしまい、Webサイト等で攻撃を受け、サーバートラブルに発展してしまう方が多いです。
メリハリをつけて!個人と会社のネット閲覧術&デバイス別セキュリティ解説
個人的なwebサイト閲覧に関しては、iPadで見る方が圧倒的に安全なのでiPadで見ることをお勧めします。
Windows、Mac、iPadのようなタブレット等、各デバイスごとのセキュリティ対策や注意点についての情報を共有しました。
そして、広告のブロック方法、USBを使ったデータのやり取りは止めるべきである等、基礎的な部分のお話もしました。
バックアップの重要性!複数クラウド活用で安全にデータを保管
管理方法については、ハードディスクでのバックアップ方法やクラウドを活用したデータのバックアップ方法等いろいろな方法があります。
しかし、クラウドでバックアップを取る場合も1箇所だけでなく複数のクラウドでバックアップを取る方が良いです。
費用も高額ではないため、企業としてバックアップを取るなら、将来に備えて複数のクラウドでの利用が安心です。
効果的な販促計画と広告メディアの選定ポイント
他にも、年間の販促計画の立て方や各業種や季節に合わせた広告戦略や顧客育成についても具体的なアプローチが提案されました。
セミナー実施時期が12月だったので、年始から4月にかけての
- 事業の進め方
- 集客の仕方
- 動画やブログの配信
- SNSでの接触方法
に関してのおさらいもしました。
ネット以外では、看板の作り方についても触れました。
飲食店の看板の場合、メインにするものを野菜にするか、お肉にするか、もしくは別のものが良いか等、質問がありました。
事業によっては、お肉がメインの方が実はウケる、というような法則性がある等お話しました。
一年間の販促計画の立て方について。
他には、年間の中でお客さまが動きやすいタイミングの洗い直しをしました。
各業種業態によっての優先順位の付け方、季節ごとにどういった広告を出す方がウケるか、逆に反応が悪い時はどういうアプローチをするべきか。
年始や寒い2月のタイミング、ゴールデンウィーク前後の戦略や梅雨明けの挙動、お盆前の動き、秋になった時のお客さまの購買意欲。年末前の駆け込み需要と12月の広告との関係。
多くの業者さんは、こういうタイミングで動くことが多いと思われます。
その中ですべて同じ広告を打ち続けていると、お客さまも飽きてしまいますし、ダイレクトメールも同じネタばかりでは見てもらえなくなります。
そういう理由で、イベントを行う時期、点検の需要喚起はどのタイミングが良いか、定番外の商品をどのような広告でプッシュするべきか。
あるいは、広告媒体をどの媒体にするか。
ハガキ型や少し長文の郵便物、SNSならLINE公式。
さまざまなチャネル(流入経路)で広告を打ち出していく必要があります。
中小企業経営者の本音!悩みの中心はほぼ人事関連の相談
そして、全体的には人事のお話が多くを占めました。
日本の事業性や、社員さんへの仕事の引き継ぎ方法について。
特に、見積もり請求に関しての引き継ぎを懸念しており、すべての値段と商品を覚えてもらうには時間がかかるのでは?というご質問がありました。
多くの場合、見積もり請求テンプレート化で解決することができます。
意外と、テンプレート化していない会社が多いので、その点を見直していただくと良いでしょう。
「LINE公式を使ったお客さまとのやりとり」も、テンプレートを運用できる可能性があります。
他には、
- 応募者の適性の見極めをどのようにすれば良いか
- ハローワークへどのような条件を出せば良いか
- ユニフォーム着用の徹底について
- 社員さん・パート社員さん・女性社員さん、それぞれに活躍してもらうためには、会社の仕組みをどのように構築すればよいか
等さまざまなご相談をいただきました。
問題解決ワーク参加者からのコメント
では、ここから参加者の感想をお伝えします。
充実の2023年、時間をとる価値のある講座に2024年は皆勤宣言!
頑張って時間をとってきた甲斐がありました。なかなか参加できませんが、次回も参加したいと思います。ありがとうございます。
この方は、2023年にさまざまな地域や業界団体で役職や責任を担い、仕事以外の活動が非常に忙しく、多忙なスケジュールをこなされていました。その経験を反映してのメッセージが寄せられています。
2024年は皆勤を目指すという宣言をしてくださり、2023年を締めることができました。撮影は1月だったのですが、1月の講座も無事に参加いただき、ご満足いただけたようで何よりです。
新たな挑戦に刺激、仲間たちと問題に立ち向かいながら前進
今年入会させていただいて刺激を受けました。することがたくさんありますが、必ずやりますのでよろしくお願いします。
こちらは、2023年にご入会の方です。
新しく参加された方々は、何から始めて良いか分からないと感じることがあります。そのため、当社では動画教材をたくさん用意し、無料で見ていただけるような仕組みを提供しております。
こちらの方は、始めてすぐに、広告の運用方法や商品価格の設定、商品構成に関する疑問にぶつかりました。
けれども、問題解決ワークを通じて周りの仲間からアドバイスをいただきつつ進んでいただいているようです。
基礎見直しの重要性を再認識、自己を客観視して取り組む
今までに聞いたことも再確認できて、改めて基礎的なことができていないとわかった。ありがとうございます。
こちらの方も2023年入会の方です。
事業が順調に進んでいくと、当然ながら基礎や未完成の部分を見直すことが重要になってきます。
悩みの詳細が明らかになると、具体的なアドバイスを受けることができるので、明日から実践できるようになりますね。
同業者から高い評価を受ける方も、もちろんいらっしゃいます。
「頑張っているね」「新しいことに挑戦しているね」と言われることは喜ばしいことですが、それと同時に自分の立ち位置を客観的に見つめ直すことも大切です。この方はそれに気づき、真摯に取り組んでいただいています。
“育客”でお客さまとの深い信頼関係を築き高額商品購入の仕組みづくり
育客という言葉が印象的でした。
こちらは、常連の受講者さんです。
お客さまに、どのようにして商品への理解を深めていただくか。
お客様とのお付き合いは、お得感や、親しみやすさでお付き合いが始まります。
お付き合いが深まるにつれて、特にダイレクトメールなどでのやり取りを通じて、お客様にさまざまなことを学んでいただく。
このことを「”育てる”と書いて”育客”」と表現します。
「育客」とは、おこがましい言葉かもしれませんが、お客様との情報交流によって、さまざまなニーズに気づいていただいたり、必要性を感じていただくことで、より一層深いお付き合いが生まれます。
具体的には、お客様が主体的に高額な商品を購入するための仕組みづくりについてお話ししました。
好評で何よりです。
事前学習で得た知識をセミナーでの実践に結びつけ、2024年も着実な成長へ
改めて気づかされることもあり、今日の話にも繋がっていました。来年も一歩一歩、シンガリから努力します。
この方も2023年に入会された方で、セミナーへ来場前に複数のセミナー動画で勉強してから、ご参加いただきました。
動画についてですが、たとえば、コミュニケーションや集客に関するさまざまな動画があり、中には3〜4時間ほどの長編セミナーの動画も提供しています。ショート動画の用意もありますが、まずは長い動画でじっくり学んでいただきます。
そして、その知識を得た後にセミナーでの実践の場に参加する形をお勧めしています。
理由としては、セミナーで新しい知識を得ると、喜んでいただける一方で、行動が追いつかないことがあるからです。
そのため、知識を先に提供し、それを基に実践に取り組んでいただくことで、セミナーをより有効に活用できるようになると考えています。うまく活用していただけたようで良かったです。
新たな課題への気づきからアクションへ、成功企業の共通パターン
次の3人はある程度成果を出している方のコメントです。
まとめて順にご紹介します。
まずできていないことがありましたので、それを終わらせたい。雇用のこと、ネットのこと、マーケティングがあるので終わらせたい。
今回の問題解決ワークでは、新規事業に必要な準備など足りないところもたくさん出て、まだまだやることの多さに驚きました。
復習ができて良かったです。他の人の問題が自分のことのように感じました。
これまでの経験から、すでにある程度成果を出している方々には、新たなテーマの発見や問題解決ワークを通じて他社の課題に取り組むことで、自社がまだできていない領域に気づくことがあります。
そこから、準備が必要な課題や取り組むべき課題に気づき、それに対応するために行動リストをメモにまとめ、実践に向けて進んでいくといったサイクルを構築されている方も多くいらっしゃいます。
2023年最終の問題解決ワークが、参加者とともに共有し合い、学び合いの場となりました。これからも新たな知識やアイデアを共有し、一緒に成長していくことを楽しみにしています。
以上で、2023年最終の問題解決ワークの振り返りレポートとさせていただきます。
ありがとうございました。
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