中小企業経営者向け2024年版コミュニケーショントレーニングの成果と感想

コミュニケーション講座
2024年の「コミュニケーション講座」についてお伝えします。

1月に東京で行われた講座では、中小企業経営者の皆様にお集まりいただき、さまざまなアンケートもいただきました。
今回は、2024年版のコミュニケーショントレーニングについてお話しします。

「中小企業経営者向け2024年版コミュニケーショントレーニングの成果と感想」の動画版はこちら。

1. 2024年版コミュニケーショントレーニングの変化と注目ポイント

基本方針や思想理念は変わらず、参加者の皆さんには2〜3時間の動画を提供し、じっくり学んでいただくスタイルは継続しています。

しかし、今回の変更点は中身。
商談や面談、クレーム処理、従業員の教育など、さまざまなコミュニケーションの場面に焦点を当て、トレーニング内容をアップデートしました。

これまでの練習では、トークの練習に時間を割いていましたが、実践の場でしどろもどろになる方が多いです。

本音を言いますと、トークスクリプトは、ただ「読むだけ」になり「相手の反応を見ない」ということになりがちなので、作りたくないのです。
しかし、トークが苦手で話しているうちに、本来の話の道筋から脱線してしまう方もいらっしゃいます。

そこで、新しいアプローチ方法を取り入れました。
トークスクリプトを読むだけでなく、相手の反応を見ながら話を進めるスキルを磨く方法です。

具体的には、話が逸脱しても元に戻れるように道しるべ的なものを作ります。
参加者それぞれ、お客さまや従業員さんとの対応をテーマに、話したい内容の重要なポイントを作ります。
皆さんで一緒にトークスクリプトを作り、それを基に練習しました。

全てのコミュニケーションは望ましい着地点があるもの。
そのためにはどのような語りかけが効果的か、効率的な練習方法を共有し、参加者の皆さんに実践していただきました。

2. コミュニケーション講座参加者の感想

参加された方の感想をいただきましたのでコメントをご紹介します。

2-1. 従業員指導の新アプローチ:ポジティブな視点でのコミュニケーション

1-wakarikaketekita

少しずつわかりかけてきました。

昨年は皆勤ペースで参加してくださり、従業員との面談や仕事の指導に真摯に取り組む方でした。

ただ、彼は従業員の未熟な部分ばかりに目がいき、作業が遅いと感じることも。
しかし、実際にはその従業員さんは丁寧に仕事をし、確認も怠りません。こういうポジティブな側面を評価しつつコミュニケーションを進めると、相手も防御的ではなく、積極的に対話に参加してくれる可能性が高まります。

実際のトレーニングを通じて彼は自分が厳しすぎたと気づき、頭をかきながら帰られました。

2-2. 患者さんへの理解不足の克服:新たなスクリプトの導入

2-ashitakaraganbaru

本日もありがとうございました。新たな課題が明確になりました。明日から頑張ります。

この方は、接骨院の先生です。
リピート率が思うように伸びず、練習時はできるのに時間が空くと長続きしないという悩みをお持ちでした。
治療的な技術は非常に向上している方で、最終的に相手に理解してもらうという部分が少し足りないようで、もったいないなと思っていました。

今回はスクリプトを考えながら、落としどころを見つける作業に悩まれていました。

一方的に患者さんの悪いところを指摘したくなることや、患者さんが受け入れられない場合、どうしたら良いか。
相手の的を変えてあげる方法についてお伝えしたところ、とても喜んでいただけたので、今後もまた成長が期待できると思っています。

2-3. 商談スキル向上:道しるべスクリプトの効果的活用

3-homerareteureshii

初めて島田さんから褒められたので、うれしい。

こちらの方は、元々お客様との商談が苦手な方で、これまでは途中でどう進めれば良いかわからなくなることが多かったそう。

しかし、今回は道標となるスクリプトやシナリオが用意されていたので、途中で迷子になることなく、スムーズに進めることができたようです。とても良かったと思います。

2-4. クロージングの重要性を再認識:継続的な練習の必要性

4-closingdaiji

2回目の参加ですが、クロージングの大切さを改めて思い出します。

これも繰り返し練習をしていくしかないので、ぜひ頑張っていただきたいと思います。

2-5. 話の脱線防止:効果的なプロセスと道しるべ

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今日はプロセスの紙があるので、すごくやりやすくて満足感のある練習になりました。

途中でどう話せば良いか分からなくなり、車を乗り上げてしまいかねないような感じで話が脱線する方が時折いらっしゃいます。
こうした方にとっては、やはり道しるべがあった方が良いということが分かりました。

2-6. 九つのステップの活用でクロージングがやりやすく

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九つのステップの雛型を作れて、クロージングがやりやすくなりました。もっと参加してレベルアップしたいです。

今回は、コミュニケーションの方法を九つのステップに分け、それぞれのステップの中で、ご自身の言葉でどう表現すれば良いかを模索していただきました。

意外なことに、1〜2時間の集中的なワークによって、お話の進め方が見つかり、皆さんに満足していただけた講座になったと思います。

今回、リアルマーケティングマスタースクールはオープンセミナーを開催しました。
このような形で、会員以外のお目にかかったことのない方にもご参加いただけるセミナーもご用意しております。

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本日は以上です。

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