アンケートなどから寄せられたたくさんの意見を元に、セミナーの内容をレポートします。
「中小企業経営者必見!リアルマーケティングマスタースクール1DAYセミナーレポート」の動画版はこちら。
中小企業経営者のためのマーケティング戦略と高級路線の選択
まず、今回の1DAYセミナーのテーマはマーケティングです。
昨年の終わりに参加いただいた皆さんに「聞いてみたいテーマは何か?」とお伺いしたところ、新規の会員さんほど”マーケティングや集客”について知りたいというご要望が多くありました。
一方で、集客マーケティングの実践が終わっている人ほど、”人の育て方や新規事業”をやりたい、というご要望が多くありました。
そこで、新規会員向けにはマーケティング集客講座を会員限定で動画配信。
さらにプラスして、視点を変えたやり方について4時間ご説明させていただきました。
まずはビジネスの方向性を見つめ直す
セミナーオープニングでまず、マーケティングの前にどこを目指すべきか?ビジネスの方向性を見つめ直すことから始めました。
社長や従業員を含めた利益の取り方や、設定した利益率によって経営内容が変わることを具体的な計算式や数字のシミュレーションを交えてご説明、見ていただきました。
売りやすい商品の選定からお客さまとの接点の持ち方
次に、売りやすい商品の選定や売りたい商品との違い、それをどうやってお客様に説明し、どのように接点を持つかについてお話しました。
たとえば、
- SNSを使う
- ダイレクトメールを使う
- 電話をかける
- 会う
- 体験会を開催する
等さまざまな方法があります。
いろいろな制作ツールがありますが、どの商品に、どのようなタイミングで使うと有効か、というお話もしました。
自社の立ち位置と高級路線に挑む際のポイント
そして、同業他社との比較や、自社の立ち位置を考えながら高級化に挑む際のポイントも解説しました。
お隣の同業他社は、これからどんどん滅んでいきます。
そんな中であなたはどういう立ち位置にいるか、という分析をする。
ニッチな位置を狙いたい人もいる一方で、高級路線を目指したいという人もいます。
みなさん、それぞれに目指したい路線はあるものの、具体性がなくぼんやりと目指したいという方が多いです。
翌日の問題解決ワークで、この「高級化とは何か」というお話に時間を割きました。
各社、どのポジションを取るか、参加者みなさんで検討しながら決めていく。
漠然と高級化とはいうものの、実際の行動を見ると安売りしている実態で、高級路線を走ってはいない。
理想と現実の壁にぶち当たる方も、意外と多かったです。
21世紀のマーケティングメッセージについて
最終的には、21世紀のマーケティングメッセージをいかに織り込んでいくか、が重要です。
昔と違い、単に「お得」だけでは消費者は、なかなか振り向いてくれません。
社会的に意義のある活動を、いかに織り込んでいくか。
このあたりが重要です。
このような落とし穴になりやすいところについて、お話させていただきました。
セミナー後のアンケート
それでは、アンケート内容について簡単にお伝えします
多店舗展開中の課題―地域の影響力向上に向けた模索とツール選定
一人目の方は、販売のお仕事をしている方です。
利用場面は、オンラインで面談しながらクロージングされる、とのことです。
3点の法則を思い出し、新たな模索ができて良かったです
多店舗展開をしているお店の中で、エリア内に2店舗しか投入していない状態のとき「地域の影響力を上げる方法を知りたいが、どのようなツールが良いですか?」とご質問いただきます。
実際のエリアを拝見すると、3店舗は必要なエリアでした。
そのため、2店舗では、やはり支配率が落ちてしまう可能性がある、とお話させていただきました。
その結果、こちらの方はライバル企業のいるエリアで戦っていかれる決意をなさったようです。
学びを実践へ―エッセンスの理解から自社課題の見える化
いろいろ学んできましたがやっとエッセンスが理解できたような気がします。
具体的なところまで落とし込みますのでまた相談お願いします。
参加者の皆さんが感じているように、学びを実践に結びつけ、より具体的なアクションに繋げていくことが大切ですね。
ムービーをご覧いただく等、情報はたくさんありますが、それが具体的な方針や行動へと繋がることで、理解が深まり、自社課題の見える化が進みます。
二日間いろいろなことにトライしながらワークしていただきました。
自社ポジションの明確化と地域メッセージの効果的な発信
改めてマーケティングの話を聞かせていただき良かった。
まずは自分のポジションを決めて今回のマーケティングを完成させたいです。
そうなんです。
やはり、ポジションを明確に決める必要があると思います。
お客様にとって、地域のどういう立場で、どういう方に向けてメッセージを出すか。
自社ポジションを明確にすればするほど、ターゲット以外の人たちも引き込むことができます。商品を通じて地域活性化への一環となっていく。
この点をしっかり考えていただくことをお勧めします。
高級志向マーケティング―新たなサービス提供での変革を期待
マーケティングについて高級志向に行きたいですが漠然と1本筋が通っていない自分がいます。
生き残るためには「高級かつ〇〇(マルマル)」明日は答えを見つけられればと思います。
この感想は、1DAYセミナーを受講した際のもので、翌日の問題解決セミナーでは、どのように対処すればよいかについて考えました。
特に、自社に足りない部分は何か?
高級化に向けて、まだ提供していないサービスがある。
そのため、新しいサービスを検討する必要があることが明らかになりました。
新しいアプローチを取り入れることで、お店の変化が期待できます。単に口にするだけではなく、気づきを得て実際の取り組みに移すことができました。
商品構成戦略―生き残りのカギは自社ポジションの自覚と購入シナリオの構築
フロントエンド・バックエンドの仕組みが前より深く理解できました。来季の計画のもとになろうと思います。
商品について考えてみましょう。
やはり、お客様が手軽に購入できる商品を提供できるといいですね。
そして、本当に力を入れたい商品について。
どのようにして
- 知ってもらうか
- 理解してもらうか
- 受け入れてもらうか
といった点で、商品の構成がキーになります。
購入していただく順番は、シナリオを考えておくと、効果的に売れることでしょう。
そうすることで、販売計画においても売りやすい商品をどう用意するか考えやすくなってきます。
そして、自社が生き残るためのポジションを重点的に考え直すことができました、とおっしゃっています。
生き残りという言葉は、商売にはあまり似つかわしくない感じがしますね。
あえて、そう表現することで逆に新しい視点が生まれることもあるかもしれないと思い、少し厳しいお話もしました。
焦点を絞り、成功への第一歩。多忙な経営者の挑戦ストーリー
自分の進む方向を決めてなかったと感じました。(ちょっと伏せますね。)
〇〇(マルマル)で頑張ります。続きは電話相談でお願いします。
この方は、何でもできる方なのですが、その結果、非常に忙しくなってしまう。
全てに手を付けていると、集客に注力している暇もなく、経営に余裕がありません。人手不足が続くというようなスパイラルに陥りがちですね。
そこで、次のことに焦点を当てました。
- ご自身が本来やりたかったこと
- 市場でまだニーズがあること
- お客様が大いに喜ぶこと
1DAYセミナーと問題解決ワークを通して、これだ!ということを見つけていただきました。
この方が見つけたアイデアは、他のメンバーさんが既に成功させており、もうすでにうまくいくことが証明されています。
あとはもう走っていくだけですので、大きな成果につながるのではないかと期待しています。
マーケティングポジションと商品構成のヒント
今日も良かったです。
運動化フロントエンドバックエンド、マーケティングポジション立つ位置、いろんな形で考えていただいたと思います。
こういった形で、総合的にテーマに沿ってセミナーを実施し、参加者がワークを通じて考え、翌日の問題解決ワークで各社の問題を自社の問題として取り組みました。
お互いに自社の課題に取り組み、またお隣のメンバーさんが抱える悩みに手を差し伸べ合いながら、一緒に考えていく。
ワークを通じて、より実践的で具体的な結果や行動に結びつく形で、2日間のセミナーを進めていきました。
また、LINE公式をご登録いただきましたら、いろいろな資料をお渡しできるかと思いますのでぜひご覧いただけたらと思います。
今回は以上です。ありがとうございました。
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