リモート参加の時代にセミナーや講座のために出張する真の意味とは

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リモート参加の時代にセミナーや講座のために出張する真の意味とは

今回はセミナーのオンライン開催リアル開催について、
簡単にではありますが私たちの意見をお伝えしたいと思います。

昨今はコロナウイルスの影響でどこの企業もテレワーク中心になり、
セミナー開催もリアルで行う人はかなり少なくなっています。
中にはオンラインでのセミナー開催、所謂ウェビナーのやり方がうまくいったり、
ノウハウを得たので、コロナ収束後も基本的にはオンラインのみの開催を継続しようという
セミナー講師さんも結構多いと思います。
勿論それでうまくいってるという方もよく耳にします。

当社も一時期はオンライン開催にウエイトを置くようにしていました。
ですが今は逆にリアル開催の方にウエイトを置いています。
当然感染拡大防止のため小規模なものではありますが、
そういったかたちで開催させていただくことが増えてきています。
今回は何故そうなったのかというお話をしたいと思います。

「リモート参加の時代にセミナーや講座のために出張する真の意味とは」の動画版はこちら。

その前にテレワークについてですが、
当社はもともとノマドワークが可能な会社です。
簡単にいうと、カフェとかにパソコン持ち込んでお仕事してる人みたいに、
業務が可能な環境さえあればどこでお仕事していただいても良いというかたちです。

当社はもともとノマドワーク可能な会社


当社は大阪にオフィスがあるのですが、
例えばスタッフは福岡や宮城でお仕事をしてるような方もおります。
直接会うのも年に数回程度でも十分というかたちで、
世間一般にテレワークが浸透する以前から
当社はノマドワークがデフォルトとなっていました。

一方で今でも20〜30人ほどの会社をやっていますが、
社員はほとんどテレワークです。
以前はリアルで全員集まるということもしていたのですが、
さすがに今はコロナの時期ということで人員もテレワークの方に加速しています。
おかげでテレワークなりの会社運営、
従業員数の規模を考慮した運営のノウハウも比較的整っており、
コミュニケーターを置いてというかたちで進めています。

実はAppleもGoogleもリモートワークをさせてはいない

それに対して、元々テレワークを推奨する大きな会社。
例えばAppleやGoogleなどは元々テレワークを推奨しています。
そちらの会社でも当然コロナの時期には感染対策を強化しており、
開発者含め自社のスタッフは全員テレワークというかたちで進めていました。
ですがコロナが終息し、元通り自由に働けるようになると同時に
AppleやGoogleのスタッフの方々、特にトップクラスのエンジニアの方々
「会社に戻って働くように」と命令を受けているというお話が
ニュースでも取り上げられていました。

つまりテレワークを推奨する会社ではあるものの、
実際は開発スタッフに関してはテレワーク非推奨
であるということです。


これがどういうことなのか。
なかなか良い説明モデルがないので、
どこを調べても納得のいく説明が見つからないという方は多いと思いますが、
私がよくお話するのはコミュニケーションについて。

いわゆる「伝達型コミュニケーション」「生成型コミュニケーション」についてです。
たとえば最近だとZoomやFaceTimeなど、オンラインで顔を見合わせることができます。
その場合ですと伝達型のコミュニケーションになります。
そこで問題になるのが、会話のキャッチボールがうまくいかないこと。
お互いの情報の認識にズレができる、話が噛み合わないということが多くなります。

一方対面でのコミュニケーション生成型となります。
こちらはお互いの表情や仕草が分かりやすい分、
伝達型に比べてスマートなコミュニケーションがしやすいのが特徴です。
お互いに話が噛み合わないと感じたら話の補足をしたり、
足りない部分を補っていくというのが離れているよりも瞬時に判断しやすい傾向にあります。

それに加えて秘匿性のある情報を扱う場合というのもあると思います。
オンラインですと場所によっては誰が話を聞いているか分からない
できる限りオープンにはしたくないようなデリケートな情報を聞かれてる可能性もないとは言い切れません。
それがもし顧客情報であったり新商品の企画であり、最悪悪用されたら目も当てられません
ですので第三者の介入がない場所で顔を見合わせた者同士でしか話たくないというのも当然あると思います。

この点で生成型は伝達型に比べて大きなアドバンテージがあるのではないでしょうか。

生成型は伝達型に比べ、アドバンテージが大きい

結局セミナー参加のために東京に出張するのは損失か?

とはいえそのためにコロナに怯えるご家族の反対を押し切ってまで対面である必要があるのか
場合によっては例えば九州から東京まで、
遠方にわざわざ交通費であったり色々コストをかけてでも来ていただくことに
果たしてメリットはあるのかとはよく言われます。

そもそも落ち着いて考えていただきたいのは、
忙しい社長さんなんかですとお仕事の合間に時間を作ること自体相当難しいと思います。
ですが逆に時間さえ作ってしまえばお仕事を進められます

Time for myself


日常の業務に縛られるのではなく、自分のための時間が使えるのです。
たとえ東京に来たのにセミナーの内容が全くない、日帰りで行って帰ってくるだけだとしても
社長さんは拘束時間から解放されます。
そうすると、
その分できた時間は自分1人で自由に使え、生産性の高いものとなります。
ですのでいつもお話するのは、
行って帰ってくるだけで十分ですよということです。
行って帰ってそれぞれ意識の高い人とお話になって多少秘匿性の高い情報をやり取りするだけで
戻ってくる頃にはステップは成り立っています。

講座を受講することで得られる本当のメリットとは?

とくにオンラインセミナーではどうしても良い話を期待してしまいます。
講師の方も聴衆者の満足度を優先させて、
華々しい勇気の湧くような、嬉しくなるようなお話にウエイトが集まります。

そうなると良い話聞いたなで止まり、実現性がない
あるいは満足して行動に移らないケースが多く見受けられます。
当然結果的には内容を理解したつもりでいるだけ
実際は全く理解できていない
本質的なことを理解できていないという事態になりかねません。

そのためにも、対面セミナーで直接お会いすることで、
相手の理解度や課題、目的意識を探っていく必要があります。
そのような講座設計をすることにより、
自分が今何をするべきかフォーカスが当たり、やるべきタスクが進んでいくのです。

そのために当社では「問題解決ワーク」というものをご用意させていただいてます。

問題解決ワーク


内容は皆さまの抱えてらっしゃる問題や解決課題などを
皆さまで解決していただく、実行するための1日になっています。
要はセミナーで良い話を聞いた満足するだけでなく、
その先へ進むための実行ツール
というところにウエイトを置いたセミナーになっています。
やはりそちらの方が収益も大きくなり、
講座を受けて得られるメリットを実感していただけるのではないかなと思います。

私たちはこのような考え方に基づき
今は対面型のセミナーというかたちで開催させていただくことが増えています。
もちろん大人数での開催というわけにはいかないのですが、
日常生活から離れて最も生産性の高い時間を活用していただける価値も含めて、
今後も提供していきたいと思いますので、ご理解いただけたら幸いです。
今回のお話は以上になります。

コメント

  1. […] RMMS リアルマーケティングマスタースクールリモート参加の時代にセミナーや講座のために出張する真の意味とはhttps://rmms.jp/significance_of_holding_a_remote_seminarリモート参加の時代にセミナーや講座のために出張する真の意味とは今回はセミナーのオンライン開催とリアル開催について、簡単にではありますが私たちの意見をお伝えしたいと思います。昨今はコロナウイルスの影響でどこの企業もテレワーク中心になり、セミナー開催もリアルで行う人はかなり少なくなっています。中にはオンラインでのセミナー開催、所謂ウェビナーのやり方がうまくいったり、ノウハウを得たので、コロナ収束後も基本的にはオンラインのみの開催を継続しようというセミナー講師さんも結構多いと思います。勿論それでう… リモート参加の時代にセミナーや講座のために出張する真の意味とは […]

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