社員の残業は当たり前?その上限と拒否された時の対応

働き方改革
頑張る社員さんほど評価してあげたい。
逆にいうと、よく休む社員さんに対しては「駄目な社員ではないのか」と思ってしまう。
そういった評価の仕方を社員さんに対してされていると思います。

特に、残業時間に関しては感情的な対立が起きやすいです。
今回はそういったテーマでお話をしたいと思います。

社員の残業は当たり前?適正な稼働率とは?

根本的な問題として、「社員の残業が当たり前で良いのかどうか」です。
「社員さんの稼働率をきちんと考えていますか?」という問題についてお話をしたいと思います。

多くの業種・業態によっては、1年間で仕事が忙しい時の「繁忙期」と仕事が落ち着いている時の「閑散期」があると思います。
繁忙期と閑散期がある中、普段の平常時であっても残業がメインになっているという会社さんが少なくないと思います。
「こんな状況で繁忙期を迎えられるのだろうか?」と毎年ピンチを迎えている会社さんが多いです。

繁忙期と閑散期の差を考えると、「仕事に余裕のある状況は仕事が忙しい状況と比べて、どのぐらい余裕を持っておかなければいけないのか?」と考えなければいけません。

多くのパターンでいうと、稼働率は3分の2にします。
稼働率を3分の2にしていれば、仕事が忙しくなったとしても⒈5倍のパワーが出るわけです。
そうすることによって、繁忙期を迎えたとしてもある程度乗り越えられるのではないかということが一般的な考えになります。

トラブルが起きてしまうのは、常日頃から仕事が忙しい状況であるため、トラブルが起きてしまうのです。

余裕があれば、様々な問題点をチェック出来ます
仕事が忙しすぎると、その問題点を見て見ぬフリをしてしまう。
そういった環境が起きにくいという状況をつくっていれば正当な稼働率といえるでしょう。

稼働率を考えると、人員配置も考える必要があります。
今よりも人員が増える可能性も考えて、適切な人員配置によって正当な利益配分が出来るような商品構成をしなければいけません。
正常な稼働率で正常な利益配分が出来るようにするべきです。

頑張る社員でも残業に上限を、「モーレツ」を評価するべきか?

一方で、頑張る社員さんについてです。
残業時間に上限を設けなければいけない。
「残業をいくらでもします」と一生懸命に頑張る社員さんをどう評価するべきかという問題です。

社員さんによっては、給料がもらえるのであれば少々残業が増えても「思いっきり働きたい」「残業も厭わない」という人がいます。
会社としてはありがたい戦力ですが、それは社員さんそれぞれの考え方です。
「お金がほしい」「働けるのであれば働く」といったようなことは個人の考えでしかないわけです。

一方で経営者としては、社員さんに残業をさせるということは残業代の規定があるため、割り増しの給料を払わなければいけません。
その残業代が「コストに合うのか?」、具体的には「割り増しの残業代を払ってでも、その人がやらなければいけない仕事なのか?」ということです。
平常時に終わっている、残業しないで終わっている方がコスト的にセーブできるのではないかということがまず考え方の出発点であるべきです。

例えば、優秀な社員さんが夜に会社に残って資料作りをしている。
場合によっては、カップラーメンをすすりながら他の社員さんと談笑している。
そんな時間の残業代を払いたいかどうかです。

単純作業であれば、他のパート・アルバイトさんに回せば良いのです。
そもそも時間の浪費になってしまいます。
仕事の成果が重要なので、「長時間会社に居ることが成果ではない」ということに評価を与えて、文化として定着させることができるのかが大きな問題になってくると思います。

残業を拒否する社員はダメなのか?働き方を正当に評価するには?

そして、逆に残業を拒否する社員さんについてです。
社員さんが残業することに対して拒否するのは、果たしてダメなことなのでしょうか?
働き方を正当に評価するには?」というお話をしたいと思います。

残業はしたくない」「定時で帰ります」という社員さんは当然います。
有給を与えられたら1番に消費する。

経営者側からすると、社員さんの親兄弟のような親密な関係を築いたり、一子相伝の濃密な師弟関係だと思っていても「何故お前だけさっさと帰りたがるんだ!」と感情的になってしまうケースがあると思います。
とはいえ、労働者の権利なので働く人が定時で帰っても悪くはありません。

有給という制度も国で認められているため、真っ先に消費しようが何の問題もありません。
社員さんが定時で帰ること、有給を使うことに対してどこも悪くないということを忘れないでほしいです。

そして、繁忙期であれば「この日はさすがに休まないでほしい」と言うことができると思います。
平常勤務で少々休まれても全く困らない
そういった体制を取る必要があります。

特に、子育て世代の方に会社の戦力として活躍していただくためには、急なトラブルに対応できるようにしておかなければいけません。
その体制が取れないのは、誰のせいでしょう?
「休む社員さんが悪いのか?」「社員の管理が出来ていない経営者が悪いのか?」ということを見直すべきだと思います。

そして、「時間を消費する、ただただ残業代が増えていくだけの働き方に価値はない」ということをもう1度考え直した方が良いと思います。
割り増しの残業代では洒落になりません。

やはり仕事の成果に対して評価します。
残業が増えるのであれば、パート・アルバイトさんでも良いので他のアシスタントをつけるという形で残業させずに乗り切れる対策が必要だと思います。

最後に

「リアルマーケティングマスタースクール」では、
地元で頑張る中小企業のために問題解決を提供しています。
無料のオンライン相談Webサイトでこういった人事の問題も多くお伝えしています。

またWebサイトを参考にしていただければと思っております。
今回は以上になります。

「社員の残業は当たり前?その上限と拒否された時の対応」動画版はこちら。

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