広告ツールをいろいろと作成していますと、微妙な用語の違いでどちらが正しいのかと迷われることがあるかと思います。
実はその用語の違いを理解していただくだけでも、広告の反応が上がることは結構多いです。
デザインの前にリーフレットとパンフレットは何が違う?
デザインの前に、まず前提として「リーフレット」と「パンフレット」は何が違うのか?
簡単にご説明したいと思います。
混同している人は多いと思います。
別に間違っていても問題はないのですが、一般的に複数ページあるのがパンフレットです。
よくあるのは、複数のA4用紙のちょっとした冊子のようなものですね。
一方で紙一枚のものがリーフレットです。
大抵の場合、二つ折りや三つ折りにしたものが置いてあったりします。
リーフレットとチラシはデザイン以前に用途も異なります
リーフレットとパンフレットの違いを踏まえた上で、今度は「リーフレット」と「チラシ」ではどこが違うのか?
そこを押さえておけば、後々かなり有利になります。
リーフレットとどちらも同じ紙の広告ですね。
それにリーフレット同様、チラシも紙一枚でチラシとして成立します。
デザイン面でもカラーであったり白黒であったり、派手な装飾をしていたりと多少の差異はあれど、基本的には同じような用途で捉えられることが多いと思います。
では実際の利用シーンで考えると、はたしてどうなのでしょうか。
たとえば新聞の折り込みに代表されるように、チラシの場合は欲しいと思っているかどうかは関係なく自宅に回ってきます。
ポスティングのチラシもそうですよね。
どんな相手にも無条件で届く。
しかしそこからさらに購買に結びつくのか。
内容を見て興味がないからとスルー。
読んですら貰えない可能性も当然あります。
その判定を乗り越え、購買に結びつくのか。
そこからが勝負なのがチラシですね。
一方でリーフレットの場合、大抵は店頭に置いてあったり手渡しであったり。
自分の意思で手に取って見ていただくものです。
このように、それぞれの利用シーンには結構違いがあります。
そこに気づいていただければデザインにも差が出てくるのではないでしょうか。
リーフレットやパンフレットをデザインするときの注意点とは?
ここからはリーフレットやパンフレットをデザインするときの注意点についてです。
たとえば、大売出しやセールをしたりなど告知をするときにはチラシの役割です。
先ほどご説明したように、必要と思っていない人にも無条件で配布するものですので、大勢に周知してもらいたい場合などにはチラシの方が有利です。
一方でリーフレットやパンフレットの場合。
こちらも先ほどご説明したように、お店に置いてあるものを手に取ってもらう。
たとえば興味があるお客様が持っていってくださったり、あるいは同じようなお悩みのあるお友達にご紹介するときにお渡しいただく。
特定のターゲット層を集めたい場合には、リーフレットやパンフレットの役割です。
このようにチラシとリーフレット・パンフレットには違った役割があります。
セールではなく以前から商品・サービスに興味がある人に手に取ってもらう。
あるいは、今まで受けていたものにプラスされるサービスを知っていただくきっかけにしてもらう。
深く知っていただくきっかけに、リーフレット・パンフレットを選ぶとかなり有利だと思います。
逆に言うと、相手が知ろうかなと思うまではどんなにリーフレット・パンフレットを配布しても正直ほとんど意味がありません。
そういう使い方の違いがありますので、デザインも自ずと積極的に訴えかけるのか、情報を静かに提供するのか。
目的やターゲットによって役割はかなり変わってきます。
最後に
リアルマーケティングマスタースクールでは、地元で頑張る中小企業のために問題解決をご提供しております。
今回のような「いろいろなツール類の差」についてなど、ご紹介しております。
それに加えて、無料のメールセミナー配信も行っています。
「インフレを乗り切る!小さな会社のための値上げ戦略」などを配信しておりますので、そちらもご参考いただければと思います。
今回は以上です。
「リーフレット(パンフレット)とチラシではデザインが違いますか?」の動画版はこちら。