あるいは自宅兼工房ですね。
そういう方のご相談は結構多いと思います。なかなかやる気が出ないという問題。
今回はこういった問題を解決したいと思います。
在宅だとやる気が出なくなる、 当たり前のメカニズムとは
まず、会社にお勤めの時よりも、在宅で働く時はなかなか「やる気の維持」が難しいです。
それは当然のことですね。
まずはその簡単なメカニズムについてお話したいと思います。
通勤時間は0に近い。
ご自宅の近く、あるいは同一の敷地内。
場合によってはご自宅の一つのお部屋。
そこに作業場があるのは、かなり便利ですよね。
サロンさんでも自宅兼サロンとか、あるいは自宅の近所でやってらっしゃる方が結構多いと思います。
接骨院さんでも例えば一階が院で、二階が住居ということは珍しくありません。
確かに便利は便利なんです。
しかしながら便利であると同時に、仕事の時間内に100%のリソースを割きづらい環境になってしまうのではないでしょうか。
考えてみて欲しいのですが、例えば霞ヶ関の官僚が家の用事を日中にするでしょうか?
お皿を洗ったり掃除機をかけたりするか?
あり得ないですよね。
家の用事だったり家族の用事、あるいはお仕事の面。
それから社会的な活動であったり、人によって色々なポジションがあると思いますが、それぞれの社会、それぞれの世界があるわけです。
複数の世界を行ったり来たりする時、みなさまが思っているよりも気持ちの切り替えに、かなりの負担がかかるのです。
その為、仕事とは別の世界から戻ってきて作業をする時に、元のペースに戻す、ということがなかなか難しい。
これが一つの側面です。
逆のことを言うと、一つの大きなプロジェクトだったり、まとめて計画を立てなければいけない、集中して仕事をしなければいけない場合、いっそのこと携帯の電波が届かない外国に行って、一気にまとめて作業してしまう方がうまくいったりします。
もちろん時期によっては、飛行機が飛んでいないこともありますが、可能であれば飛んで行ってしまう方が、仕事がはかどるというのはよくある話です。
それぐらい人というのは、気持ちの切り替えがあると作業能率が落ちてしまうものなのです。
重要な計画を立てる時に、オフィスや家庭で電話をとって人と対話しながらでは不可能に近い。
逆説的に言うと、そういうことが言えると思います。
仕事へのやる気の出し方、 知っても解決しない本当の理由
仕事のやる気の出し方ですが、正直それを知ったところで何の解決にもならない。
その理由についてお話します。
自宅兼オフィスのような形でやっている限りは、やる気の出し方を知ったところで、たいして進まないというのが私の考えです。
まず根本的な問題として、「ご自身の気分によって作業ペースが支配されている」というような問題があると思います。
先ほども例に出しましたように、霞ヶ関の官僚が気分次第で仕事のペースを変えてしまっていたら大変なことになってしまいますよね。
要は、仕事に対して「今日は気が乗らない」「やる気が出ない」がOKになってしまっていること自体が問題なのです。
逆の言い方をするとやる気が出ない時、
- 「その仕事はやめて良い」
- 「仕事しなくても良い」
- 「先伸ばしで良い」
という考えで仕事をしているということです。
申し上げにくいですが、その考えは甘すぎるのではないでしょうか。
そういった方には、まず分類・分析をしていただきたいと思います。
「やる気を出さないとできない仕事は何なのか」
言い換えますと、
「モチベーションを上げなくても楽しくできる仕事は何なのか」。
やっぱりよく言われるのは商品の提供などをして、お客様に喜ばれるようなお仕事。
お客様の反応が目に見える時というのは、特に何も言われなくても一生懸命頑張れたりします。
でも事務作業が嫌いであったり、楽しくない作業の場合は、やる気を奮い立たせないと進まない。
こういうことは結構あると思います。
しかし事務作業が苦手な方でも、将来の計画を立てたりするのは好きだという方は結構多いのではないでしょうか。
そもそも仕事にやる気などいらない、 40代がとるべき解決法とは
そもそも仕事にやる気はいらないと思います。
色々な悩み事を抱えていて、人生を支えていかないといけない40代。
取るべき解決方法ですが、答えは簡単です。
やる気が出ない嫌なことは、人に代わってもらうしかないです。
そしてご自身は人に喜ばれたり、頼ってもらえる、お願いされることをする。
そういう環境だったら作業も進むし、楽しいに決まってますよね。
その一つの側面として例えば従業員さんがいる。従業員さんがいるということは、給料を払う為に売り上げを伸ばさないといけない。
ちゃんとしなければいけないとなったら背筋も伸びるし、必死にやらざるを得ない。
「お給料を払えなかったら、その時はごめんなさい」と謝って済ませるなんて、無責任なことは出来ないですよね。
しかも社員さんがいる場合、自分が苦手なことでも社員さんの中には得意とする人がいたりします。
給料を貰っている人というのは、給料を払っている人より我慢して働くのが得意です。
そうすると自分が苦手な仕事を社員さんに振りながら、その人のお給料を支払う為に、別の仕事を頑張ろうという一石二鳥の好循環が生まれやすいです。
そのため、仕事のやる気が出ないという人の解決策は簡単です。
まずは、アシスタントがいれば良いのです。
「週40時間は多いよ」ということであれば、週8時間でも良いです。
2時間ごと4日間でも構いません。
4時間ごと2日間でも構いません。
まずはアシスタントを置くことで、楽になることはかなり多いのではないでしょうか。
結論としましては、経営計画や将来設計などの夢中になれる仕事を優先させるために、苦手な仕事はそれが得意なアシスタントに任せてしまいましょう!ということです。
最後に
リアルマーケティングスクールでは、
地元で頑張る中小企業の為の問題解決を提供しています。
色んな記事でこういう働き方、40代でぶつかる側面の記事、Webサイト等で色々ご用意しておりますのでまた参考にしていただければと思います。
本日は以上です。
「社長のあいまいな指示で大混乱!メールでも直接でも守るべきルールとは」の動画版はこちら。
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