売り上げをアップさせるためには、当然営業力が伴わないといけない。
そのための営業集客の方法として、テレアポはかなり有効な手段です。
しかし頭でわかっていても、実際にやってみるとやっぱり厳しい。
正直かなりキツいので、テレアポなんてやりたくない人が大半だと思います。
今回はそういったお悩みを踏まえた上で、最も簡単なテレアポの方法。
トークスクリプトの方法についてお話したいと思います。
営業のテレアポは当然キツい、売り込んだら負けです
当然ですが、テレアポはとにかくしんどいです。
とくに売り込むだけのテレアポなんて愚問です。
なんなら「売り込んだら負け」といっても過言ではないと思います。
そもそも、断られる前提で電話をかける。
そんなのが得意な人はいるわけないです。
誰だって憂鬱な気分になる。
テレアポの仕事で耐えられる人の方が特別です。
加えて、お客様の立場になって考えるとどうでしょうか。
電話に出たらいきなり「商品を買ってください」と言われる。
そこで素直に「わかりました」なんて言って買う人は基本いないと思います。
そう考えると、ごくわずかな確率にかけて電話をたくさんかけて売り上げを得る。
売り上げが少なければ、さらに電話の件数を増やす。
そんなやり方では今どき通用しないのではないでしょうか。
ですから、まずはその辺りを変えていただければと思います。
嘘みたいですがキツいテレアポもお礼を言われるシナリオがあります
これを言ってもなかなか信じてもらえないのですが、キツいテレアポでもお礼を言われるパターンが少なからずあります。
ポイントとして「仕事はなんのためにやっているのか」という前提になるのですが、やはり「お客様のお望みにお応えするため」というのはあると思います。
お客様のお困りごとをこちらで解決することによって、ビジネスとして成立する。
そう考えると、テレアポひとつとってもお礼を言われて電話を切るのが本来のかたちである。
そう言えるのではないでしょうか。
だからといって、そんな都合の良い人本当にいるのか。
たとえば過去にお付き合いのあったお客様への御用伺いであれば、感謝されることも多くないでしょうか。
綺麗ごとに思われるかもしれませんが、そういうかたちの方が社員さんも苦しまなくて良い。
そして事業としてもうまくいくと思います。
キツいテレアポをファン感謝祭状態にするトークスクリプトとは
新規のお客様相手では厳しすぎるテレアポ。
元々お付き合いのあるお客様相手になると、「ファン感謝祭状態」になることがあります。
では具体的にどういうお話をするのか。
実は案外簡単です。
たとえばリフォーム業の場合。
普段なら家の中に関するご相談が多いと思います。
しかし台風が起きた後なんかだと、外側で問題が発生する。
雨どいが外れたり葉っぱが詰まったり、あるいはカーポートが傷んだり。
それ以外にも色々な問題が考えられると思います。
他にも接骨院だと、たとえば冬入りの時期など腰痛が出やすい季節があると思います。
そういう相手が困っているであろうタイミング。
このときに御用伺いのお電話をすると、喜ばれることが結構多いです。
ただし注意しなければいけないのは「あなたのところ傷んでるから、今セールやってるよ」と、高圧的な電話では仲良くなれません。
あくまでも「あなたのことが心配でお電話差し上げました」と、大事なお客様として気にかけるようなスタンスで現状大丈夫かどうかをお聞きする。
「台風の後、大丈夫でしたか?」とか
「腰痛の出やすい季節ですし、昨年の今頃苦しんでいらっしゃったので現状はいかがですか」
と、親身に寄り添う。
そうすることで、相手にとってはありがたい電話になります。
あとはお話をありがたいと思ってくださったお客様から、お困りごとをお伺いする。
そうするとお伺いしているうちにお客様・患者様の方で答えをお出しになられます。
それをヒアリングするだけ。
私もリフォーム業をやっていたときに、やはり台風の後とかは御用伺いのお電話をよくやっていました。
その中で結構楽しいお話をさせていただいたり、オーダーに直結することも多かったです。
しかし毎回、そう多くの件数はかけられませんでした。
オーダーがたくさん詰まって処理できないぐらい時間がかかることが多かったのです。
決して相手の弱みに付け込むわけではないです。
相手のお困りごとに寄り添うスタンスを貫き通すことで、うまくいくのではないでしょうか。
最後に
「リアルマーケティングマスタースクール」では、地元で頑張る中小企業のための問題解決をご提供しております。
他にも色々なセミナーを行なっています。
Webの方でも似たような情報をお届けしておりますので、そちらもご参考にしていただければと思います。
「営業テレアポはキツい!お礼を言われるトークスクリプトとは」の動画版はこちら。