人の話を聞かない人っていらっしゃると思います。
それだけでなくとにかく自分の話をしたがる人。
いらっしゃいますよね。
そしてこれが仕事に絡んでくるともっと困りますよね。
このようなご相談が多いので今回は簡単な答えをご用意しました。
イライラするぐらい人の話を聞かない人、自分の話ばかりってどういう神経してるの?
イライラするぐらい人の話を聞かない人。
自分の話ばかりする人ってどういう神経をしているのかと思ってしまいますよね。
こちらが話し始めて相談しようとしたり、話題を振ったりしている。
その際、何かしらの病気を疑ってしまうくらい自分の話へすぐに持っていってしまう人。
言い方は悪いですが、常識を疑ってしまいます。
「コミュニケーションの取り方に少々問題があるのでは?」と周りから言われるかたちで病院に行ってみる。
それで診断がつくという方も中にはいらっしゃいます。
診断がつくような方ではないけれど、コミュニケーションがスムーズにいかない方の場合。
周りの人はどのように対応したら良いか困ってしまいますね。
そういう人に話を細かく聞いていくと、数量の多い少ないが実際にどのくらいの数量なのかを具体的に答えられない。
YESかNOかわかるような質問をしているのに、明確に答えてくれない。
情緒的な話は饒舌に話してくれるのですが、論理的なことは言ってくれないなど。
このようなケースが意外と多いと思います。
あるいは、悪口のような内容を際限なく聞かされる。
しかも本人はまったく悪気がなく、むしろ楽しそうに話している。
これが周囲の人との軋轢をどんどん生んでいく原因になるわけです。
見ていてヒヤヒヤしますし、どうしたら良いのか。
とまどう気持ちは正直あると思います。
だからと言って、問題となっているその人だけを切り離して距離を置くというわけにもいかない。
仕事の関係などで離れられない間柄の場合。
対応に苦労されるという現実が多いのではないかと思います。
人の話を聞かない人っていつも自分の話ばかり、そんな人の対処法は?
人の話を聞かない人は、たいてい自分の話ばかりです。
そんな人の対処法です。
こういう人は、大きくわけて二通りあります。
一つは寂しい気持ちがとても大きい。
わかってほしいという気持ちがあまりにも強い人。
そしてもう一つ。
先ほどもお話したようにYESかNOかで答えられる質問に答えられない。
こちらの質問を正しく理解できない人。
そのどちらかです。
前者の場合。
寂しい気持ち・わかって欲しい気持ちがとても大きい場合。
孤独感が大きい人ですね。
そういう人は、いろいろなお話をされます。
一方的に自分のお話をされると思うのですが、結局は寂しい気持ちがそうさせるのです。
現在起きていることの近況報告ではなく、数時間前・数年前といった過去の話を再現されているのです。
これは寂しい・わかってほしい気持ちが強いがために、過去の記憶をたぐり寄せる。
その気持ちを相手に伝えようとする。
そういった心理が働いているわけです。
ですからその話・ストーリー自体に共感したところで相手の乾いた気持ちは潤いません。
その場合は寂しい気持ちに寄り添ってあげると良いことが多いです。
話の流れに関係のない過去の話をされていると感じたら。
「その人は過去にわかってもらえなかった気持ちをわかってほしいのだな」と察する。
その上で相づちなど、気持ちを汲み取った返事をする。
そうすることで「わかってもらえた」と満足され、表情にも変化が出ます。
こうなると話はスムーズにまとまりやすいのではないかと思います。
一方で問いかけを正しく理解してくれない人の場合。
「YESかNOか」で答えられる質問をする。
「昨日の話ですか?昨年の話ですか?」のように、選択肢のある質問に答えてくれない場合。
シンプルな回答の繰り返しが、きちんとできるかどうかが見極めのポイントだと思います。
わかって欲しい気持ちから自分語りをする人なのか。
こちらの問いかけにきちんと答えられない人なのか。
その見極めは、具体的に答えやすい質問で解決しますので質問を投げかけてみてください。
YES・NOで答えられる質問や等相づちではなく、数値で答えられるような質問をしてみる。
その際に正常に会話が成り立つかどうかで、どちらのタイプなのか判断がつきやすいと思います。
自分の話ばかりで人の話を聞かない人、仕事で付き合うときはどう接する?
クライアントや同僚に、こちらの話を聞かずに一方的に話をする人がいらっしゃるととても困りますよね。
お客様がこのタイプだとなおさら大変です。
大変ですが、わかりあえる方法があります。
商談の前に、皆さん世間話の時間をとられると思います。
その時に、こちらから振る話題として「人の話を聞かずに失敗した」という失敗談をご自身のエピソードとして話してみてください。
実際に失敗していなくてもかまわないのです。
注意を促す意味でネタとしてお話をしておく。
それから商談をスタートします。
その過程でまったく関係ない話になったり、こちらにはよくわからない相手の過去の話をされている場合。
話の軌道を戻すために「YESかNOか」の質問をしてください。
話の軌道修正後。
また話がそれてしまったら、再び「YESかNOか」の話にもっていきます。
その方法でリセットできるかどうかを確かめてみてください。
商談や打ち合わせの場面で相手にYESと言って欲しいのに、他の話を始めてしまう。
会話の軌道がまったく戻ってこないという場合。
一番最初の世間話に戻しましょう。
まったく関係ない世間話に戻る。
そしてもう一度「YESかNOか」質問をすると、最初にNOだと言っていた人がYESに変わることが多々あります。
このあたりをうまく利用していただくと良いと思います。
会話に大幅に時間をとられる方に対しては、最終的に持っていきたい話の軌道に戻すことができると思います。
デメリットとしては、慣れるまでに時間がかかってしまう。
会話のトータルタイムが増えるなどがあります。
しかし話の本筋から逸れたまま、結局話がまとまらないということは避けられるでしょう。
最後に
リアルマーケティングマスタースクールでは、こうしたお客様やご家族との面談の方法など。
さまざまなお話をこれからもご提供していきたいと思います。
またWebサイトでも関連したさまざまな情報をUPさせていただいています。
メールセミナーもやっておりますので、ご参考にしていただければ幸いです。
本日は以上となります。