30人以上のイベント開催で必要なもの、売り上げにつなげる方法と実行ガイドライン

マーケティング
今回はオンライン相談で頂いた内容をシェアしたいと思います。
最近ではコロナが落ち着いてきた事で、徐々にイベントが開催されるようになってきました。
これまでオンラインが中心となっていたイベントも、今後は直接対面での開催が増えてくるかと思います。

しかし、いきなりイベント形式を変えたとして、それが売り上げに繋がるかというとなかなか難しいのではないでしょうか。

やはり今までとは違ったテクニックが必要になってくるはずです。

今回のお話は簡単に言うと、直接対面のイベントで売り上げに繋げる方法になります。

参考記事


小学生の体験イベントのコツとは?出張講座や夏休みでも使える!あとで集客に結びく工夫(前編)

たとえボランティアでもイベントを開催して売り上げに繋げる方法

まずイベントを開催する動機として「PTAさんや市民団体さんなどからご依頼を頂いたので、ボランティアで行ってる」という事があると思います。
その際にボランティアはお金を受け取らないのが常識という認識がある以上、ただ良い事をして終わってしまう人は多いのではないでしょうか。

確かに個人であれば善意だけでも問題ないのですが、一応企業としてイベントを開催するのであればただの良い人で終わるのは少し勿体無いです。
やはり売り上げに繋がらなければ商売をする意味がありません

だからと言ってその場で直接売り込みを始めたら嫌がられます。
「この人は商売の事しか考えていない」と思われ、ボランティアとしてはかなり印象が悪いです。

やはり社会的なイベントである程、用意周到な計画を立てなければいけないと思います。

中でもイベント後にご依頼・ご注文やご相談を頂く為にはどうすれば良いのか

その為には当然何らかの形でオファー・アプローチをしていく必要があります。

例えば参加者の皆様に対して特別なプレゼントをご用意するとかでも構わないと思います。
何かイベント参加者に向けてお得なサービスを用意して、ご来店頂いたりご予約頂いたり、相談予約を頂いたりという風に繋げるしかないと思います。

やはり来て貰う為にはそういった話の流れをまず最初に設計しておく必要があります。
イベントの内容を考えるのは、それからでも良いかと思います。

30人以上は意外と手に負えない イベントの開催にあたって必要なものとは

やはりイベントの場合、100人200人もの大規模でやることもあれば、逆に2人3人程度の小規模でやっている例も当然あります。
この数字の差を見て、どちらの方が成約率が高そうに見えますか
大抵の人は人数の多い方が有利に見えているのではないでしょうか。

けれども意外かも知れませんが、30人以上は基本的にうまくいかないです。
後々の物販だったりサービス提供だったりを考えると、参加者が多い程成約率が下がる事が凄く多いです。

そもそも知って頂かないといけないのですが、あなた1人が担当可能な人数は5人が限界です。

一度に5人相手にお話して、その5人から今後ともお願いしますと言って貰うぐらいが精一杯だと思います。
正直30人はかなり難しいです。

そしてイベント後に交流に結び付かなければ意味がありません
ビジネスとしてやる以上は良い話で終わるわけにはいきません。

これに関しては授業・セミナー型でやるには当然無理があります。
裏を返すと仮に30人いたとして、数名1組のグループに分ける必要があります。

それで擬似的に小さなグループになり、購入に結びつけやすい話に持っていけるかと思います。
むしろそういう風に展開せざるを得ないです。

それに加えていくら小さなグループに分けたとはいえ、全体の人数が30人である事には変わりありません
それを1人で全グループ目を配るというのは正直無理があります。
どうしてもサポートしてくれるスタッフが必要です。

例えば同じようなイベントをしている同業者さんに頼んでみる事がかなり有効です。

共通のイベントをされている方であれば、知識的な部分も含めて頼もしい存在になると思います。

その方達に各グループの班長さんをお任せする事で、人数が多くても少人数の状態にある程度近づける事ができます。

とはいえその為にはまず同業者さんに首を縦に振って頂かなければいけませんので、普段からの人脈作りであったり、協力案件が問われる大事な場面でもあります。

質問コーナーは失敗のもと! 比較的成功しやすいイベント開催のガイドライン

イベントの講義内容が盛り上がり、講義の内容がウケた。
そして色々な質問をしてもらった。
「これで皆納得してくれたはずだ」というのは、商業的に大抵うまくいかないパターンです。

講義内容に質問がある人は、購入する予定が無い人が意外と多いです。

一見すると前向きに検討してくれてるように見えますが、残念ながら質問が盛り上がったところであまり意味がありません。
それよりも重要なのは、個人個人が感想を口にしてくださるような雰囲気です。

ですが大人数だとそもそも十分に感想を言って貰いにくいです。
それこそ少人数のグループに分ける事で、本音で前向きなお話をして頂ける環境ができ、後の購買に結びつきやすくなります
仮に購買に至らなかったとしても、無料相談をご利用下さるだけでも上出来です。

重要なのは、いかにプラスな感想を持って頂けるか
その感想を実際に語って頂く事で、よりそのお気持ちをご自身で理解して頂く。

その後で何かしら提案していた特典を受け取る方針であればご来店頂く
あるいは色々な相談予約をして貰う事で、人脈として繋がっていくというような形でイベントを進めていく

その為に応援・協力してくれる仲間は当然必要です。

これが30人以上で行うイベントの実態になります。

「30人以上のイベント開催で必要なもの、
売り上げにつなげる方法と実行ガイドライン」
の動画版はこちら。

最後に

最後にリアルマーケティングマスタースクールでは、
地元で頑張る中小企業のための問題解決をご提供しております。

ご相談頂きましたら、
現状お困りの問題点から改善ポイントをお伝えさせていただきます。

無料オンライン相談も受け付けておりますので、
そちらの方も遠慮なくご利用ください。

詳しくはWebサイトの方をご覧いただければと思います。
今回のお話はこれで以上となります。


コンサル起業後にブログやSNSでセミナー集客しても失敗するごく簡単な理由

コメント

  1. […] […]

タイトルとURLをコピーしました