ネット経由の売上のために
検索ランキングを上げる意味はあるのか?

デジタル技術

ネット上にはネット経由の売上を上げるために様々なノウハウがあります。
勉強会に参加している方としては、ネット上にある様々なノウハウを手当たり次第に試していくと思いますが、ネット上の売上ノウハウだけでも情報量が多すぎて次第に理解しがたいことになっていく方が多いです。
今回はそういった方からのご相談に対して皆さんと一緒に考えてみようと思います。
最後まで読んでご参考にしていただければ幸いです。

ネットの売上は検索ランキング次第?

まずは検索エンジン対策です。
例えば、雑誌やカタログなどで見つけた購入したい商品についてネットの検索エンジンに入力して検索すると、その商品を扱っている自社のホームページ検索ランキング上位に上がってくるといったものです。
以前はネットの売り上げは検索ランキングの上位に上がることである」といわれていました。

しかし、今となってはネットの検索ランキングの上位に上がり、売り上げに繋がっていたことも昔の話になってしまいました。
たとえ、検索ランキングの上位に上がったからといって売り上げが上がるわけではありません。

検索ランキングの上位に上げさせようと思えば、商品を購入した購入者の口コミなどを参考にしながら店名検索されない限りは「不可能」といえるような多くの業種・業態があります。
そのため、方法を変えていかなければいけません。

特にいくら検索ランキングの順位を上げたとしても、例えば元々Google検索もしない中学生などの若い世代の方には意味がありません。
今の若い世代の方は日頃からネット検索をしないので、検索ランキングで上位に上がったとしても商品の評価としてはあまり関係ないということが頻繁に見られます。

では、若い世代の方でも購入したい商品についての情報を得るために流通している情報源とは何なのでしょうか?
それは、皆さんもよくご存じのとおり「SNS(ソーシャルネットワーキングシステム)」です。

例えば、「TikTok」、「YouTube」などといったSNSメディアのことです。
「Twitter」もそうですが、情報を検索して調べるのであれば全てSNSで調べるというケースが多いと思います。

売上がとれているなら ネットにこだわる意味はない

現状で売り上げが上がっているのであれば、オンラインだけの受注にそれほどこだわらなくても良いと思います。
Webサイトを見た人が辿って見にきているかもしれないので、オンラインだけの閲覧数や売り上げにこだわる必要はないということが一つの考えです。

例えば、ポピュラーで売りやすいが利益の低い商品がある
一方で、本来売りたいメインの商品の方が売り上げ規模が大きいとすれば、ポピュラーで売りやすい商品がいくら売れようが本来の目的に沿っていない、ということになります。
ですからこの場合、オンラインの閲覧回数はあまり意味はありません

「オンラインでこうすれば売り上げが上がる」「こうすればネットでウケる」「商品を安売りした方がいい」といったように、ネットで調べると真に受けてしまうようなネットの売上ノウハウの情報が様々に出てきます。
しかし、それにあまり拘泥してしまうと赤字を増やすだけになってしまいます。
ノウハウ上有利だからと言って売りたくない商品を安売りし、結果クレームにまみれて苦しむ人生を送りかねないのであまりやらない方が良いでしょう。

検索ランキングの順位が全く上がらなくても、YouTubeの再生回数が非常に低くても、高い売上に上げるサービスはありふれています。
当社のクライアント様にも多いのですが、「再生回数が低ければ低いほど、売上が上がる」と理解しがたい現象も起きたりするわけです。

ネットで売上を上げるために、 まずやるべきこと

ネットの売上を上げるためにまずやるべきことは、ここまでの話と矛盾しますが、まずは情報を整理しなければいけません。
その情報とは何かというと、商品を購入していただくであろうお客様のお悩みです。

そのお客様のお悩みに対しての回答を世の中に提示するという活動が必要です。
商品の情報はどこにでもあふれているので、商品の情報よりもお客様のお悩みにフォーカスし、そのお客様のお悩みに対する回答をオンラインに残しておく必要があります。
そうすると、今の段階で1番安定して出来るのは「ブログ」ではないかと思います。

そして、そのお悩みに対する解決策というのが、一般的な解決策だったり、家でできる解決策だったりと様々にあると思います。
それを次第に先鋭化していきます。

前回、お話ししたDIYのお話もそうです。
「どうしても自分でやりたい」というお悩みがあるとすれば、解決策としてホームセンターで売られているパーツを組み合わせて作っていく方法も情報ですが、もっと先鋭化してプロスペックのようなものを商品化するということも一つの方法です。

そして出来る限り、家でお手軽にできるDIYからより先鋭化、プロ用、マニア用に振り切ったキットを提案、提供していく必要があります。
振り切った商品を買ってくれた人、つまりマニア市場に商品を提供していく。
これもビジネスモデルということができると思います。

最後に

さて、いかがだったでしょうか?
リアルマーケティングマスタースクール」では、地元で頑張る中小企業のために問題解決をご提供しております。

無料のオンライン相談も行っています。
こういったオンライン情報も含めてマーケティングについて様々な情報を提供しておりますので、WebサイトYouTubeもご覧いただければ幸いです。
今回は以上です。

「ネット経由の売上のために検索ランキングを上げる意味はあるのか?」の動画版はこちら。

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