例えば「コンサルタントとして起業したい」とか
「集客コンサルタントとして頑張っているのですが、これからどうしたら良いですか」というようなご相談を当社にお寄せ頂くことがあります。
そういった方のお悩みについてお答えした中で、皆様と情報をシェアしたいと思いこの記事を書いております。
コンサルの収入源はセミナー集客? ありがちな根本的誤解とは?
まずはいわゆるマーケティングコンサルタントと呼ばれる先生について。
例えばYoutubeの動画作成や色々なイベントの企画、ブログ記事についてなど様々な指導をされるお仕事があるかと思います。
しかし一方で、主な収入源がセミナー集客に寄りすぎてしまっている先生がいらっしゃいます。
この状態は非常に危険であると、私は考えております。
このようなビジネスモデルで果たして事業を長期的に継続することができるのか。
そこがまず引っかかる点であります。
そもそも根本的に誤解している方が多いのですが、セミナー事業を行う・集客するのは講演者と呼ばれる方のお仕事です。
そしてコンサルタントと言いますと、クライアントさんのために助言・指導をするお仕事です。
講演者としてセミナー集客をしたいのであれば、そのまま講演者としてキャリアを深めていく道を選んでも構わないとは思います。
しかしコンサルタントとして今後もクライアントさんの成功に携わりたいと考えるのであれば、セミナー自体は講演者さんにお任せしてください。
そして自身はセミナー受講後のクライアントさんに、セミナーを踏まえた上で今後どのような行動を取るべきなのか。
どのような方針を採用するべきなのか。
そういった視点。。でのサポートに徹するべきであると思います。
それにより成功を積み重ね、ステップアップしていく。
そのあたりをフォーカスしなければいけないのに、何故かセミナーの内容が自慢だけで終わってしまうみたいなことがどうも多いのが気になるところです。
SNSで集客してコンサルに結びつける? そのビジネスモデル間違ってます!
そしてセミナー講師として売り上げに頼るかどうかというお話でよくある例として、SNSで集客してセミナーをしながら、あるいはオンラインでウェビナー的なことをやりながらその後のビジネス展開をしていきたいというご相談があります。
そもそものお話なのですが、そのビジネスモデルは本当に今のやり方にあっているのでしょうか。
やはりセミナー講師として講演料・講師料に売り上げを頼りすぎてしまうと、だんだんとSNSだったり色々な事業の指導、テクニックに関する指導だったりというような普通の一本道の流れが少しずつおかしくなってしまいます。
例えばセミナー集客で参加料を貰いたいがためにSNSの発信が寄ってしまうなど、少しずつ正常とは言えない状態になってしまうことがよく見受けられます。
そもそも考えて頂きたいのですが、例えば「有名なホテルに泊まっています」とか「高級車でドライブをします」といったような自撮りをしてSNSにアップする。
そういうキラキラ感をアピールしている人と本当にお付き合いしたいと思えるのでしょうか。
これは本当に重要なのかなと思うようなものはすごく多いです。
そういう華々しい生活感をアピールするためにSNSに注力している。
もはやコンサルタントではなくタレントのやることですよね。
少し厳しい言い方ではありますが、タレント気取りみたいな方向に寄ってしまう。
そういう華々しいところに人が寄っていくわけですが、果たしてその人は本当に助言を求めているのでしょうか。
そもそもあなたの事業にフィットしているのか分からないというのは結構多いです。
それよりも本来やらなければいけないお仕事を期待している方に向けて、もっとフォーカスするべきではないのかと気になる人は結構多いです。
あるいは猛烈にSNSに発信している方がいらっしゃいます。
「私はすでに成功しているので集客とかする必要はないです。」
「必死にやらなくても良いです。」とか言いながら毎日SNSに膨大な投稿をされている。
どうやらそれは社員さんにお任せしているわけではなく、ご本人がほとんど執筆されている。
おかしな話ではないでしょうか?
そもそも必死で努力して人を集めないと営業が成り立たない状態であること自体、ビジネスモデルとしては厳しいのではないか。
しかも色々なイベントであったりYoutube、ブログなどのご指導をされる立場であるにも関わらずそこで苦労されること自体、ちょっとどうなのかなと引っかかるところではあります。
無理のあることをアピールするよりも、あなたの発信する内容・コンテンツに魅力を感じてくれる方。
そのような方とお付き合いしていけるビジネスモデルを設定されることをオススメします。
コンサルの集客にブログは必須? 失敗する人はここが間違ってる
やはりブログはたくさん投稿した方がクライアント候補になる方に見て頂きやすい。
そう考えて「1日に最低でも何記事は投稿します」と頑張る人がいたりするのですが、それで失敗する人も多いです。
もちろんブログ記事はあった方が当然良いです。
しかしながら失敗する人というのはブログの執筆に固執しがちである。
言い方を変えると、ブログ記事の量産を意識しすぎて内容が伴っていないということがあります。
例えば1記事あたり1000文字と言われたら1000文字、3000文字と言われたら3000文字。
写真が何枚必要だと言われたらそれだけの写真を用意する。
外見だけ見ればよく作り込まれた記事のように思えるかも知れません。
ですが外見的要因だけで果たしてうまくいくものでしょうか。
ましてやその内容が例えば「お昼はカツ丼を食べました」みたいな話になっていたら、正直読んでる側としてはお付き合いして大丈夫なのかと不安になると思います。
クライアント候補が求めているのはグルメ記事なんかではないです。
やはり内容ありきで考えるべきではないかと思います。
ブログ記事というのは、一度書いたらその後どのように活用していくのかが重要になります。
なのでお読みいただいた方に対してどのようにアプローチするのか。
どういうお付き合いをしていくかを考えて、より堅実なビジネスモデルを構築した上で記事を書き始める方が良いかと思います。
猛烈に頑張って100記事書くよりも、一旦落ち着いて考えてもらった方が良いという風に感じるケースはすごく多いです。
最後に
最後にリアルマーケティングマスタースクールでは、地元で頑張る中小企業のための問題解決をご提供しております。
ご相談頂きましたら、現状お困りの問題点から改善ポイントをお伝えさせていただきます。
無料オンライン相談も受け付けておりますので、そちらの方も遠慮なくご利用ください。
詳しくはWebサイトの方をご覧いただければと思います。
今回のお話はこれで以上となります。
「コンサル起業後にブログやSNSでセミナー集客しても失敗するごく簡単な理由」の動画版はこちら。
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