法人の設立が終わったら次にやる手続きと届け出は?費用的にメリットのあるやり方

経営

新しく法人化された方、会社を起こした方から、必要な手続きに関してのご質問をよく頂くので、
これについて皆さんとシェアしたいと思います。

法人の設立はまず税務署に届出を! 意外と忘れがちな開業届

法人を設立した後税務署届け出を出します。
業種業態によって出さなければいけない届け出もさまざま。
しかし、そもそもこの「届け出を出すこと」を忘れてしまう、ということが案外多いと思います。

苦手なことにエネルギーを注いでいると、時間はすぐ足りなくなってしまうものですよね。
手続きが漏れてしまってからでは取り返しがつきませんので、起業する段階で税理士さんとお付き合いを始められることをお勧めします

起業後で
「お金がないから」
「お金ができてから」
というのは無理があります

それは、
高い車を買って、
ガソリンを買うお金がないから車に乗らない
と言っているようなもの

会社を作る=税理士さん1セットという風に思った方が良いでしょう。
起業直後ですと税理士さんも優しいですし、極端に費用がかかったり等しないと思いますので、税理士の先生にご相談しながら決めていただく方が断然良いです。

税理士さんに支払うお金をケチって、
「自分の知識だけで、マメに帳簿つけていたら少しでも安くなるだろう」
「自分で申告すれば安くなるだろう」
と思いがちですが、よほど得意な方以外は間違いです。

この出費をケチってしまうと7年間のアドバンテージを失うことになります。
これは設立に伴う赤字のお話。
やはりケチっても良い場面と、悪い場面、というものがあります。

詳しくはご自身で税理士さんに聞いてみて欲しいのですが、
初年度にやっておかなければいけない部分、気をつけなければいけない部分を知らないまま走ってしまうと、思わぬ大損をしてしまうことがやはりあります。

特に経費の使い方
個人の確定申告とは事情が変わるので、法人の経費の使い方について
なんでも経費で落とせばいい、という訳ではありません。
計画的に設備投資等しなければいけないのです。
そういうことを、きっちり丁寧に教わるチャンスです。
当たり前の企業経営について、詳しい税理士の先生に、相談しながら進められることを強くお勧めします。

法人の印鑑と設立登記が終わったら印鑑証明を取って銀行で手続きをしよう

なにしろ会社なので法人口座がないと身動きが取れません。
個人の口座と一緒にするわけにもいかないので、個人名義の口座とは別に法人用の口座を分けて用意する必要があります。

財布もそうです。
現金も、個人用と会社用に分ける必要があります。
特に今のコロナ禍の時代、会社でも現金を扱いたくないと思います。

オンラインで手続き出来るなら、そちらのほうがやはり事務コストが少ないのでオンライン口座を使って色々運営されることをお勧めします。

まずは印鑑証明書と登記簿を持って、銀行さんに「こういうビジネスでこういう事業をしている」と事業のご相談をされると良いでしょう。

相談される銀行さんについてですが、地元企業を応援してくださっている金融機関が沢山ありますので、そちらへまずご相談されることが最優先です。

一方で、地元の金融機関でなくても良い場合もあります
隣の県から来ていると金融機関さんも意外と優しかったりするので
そういう所と色々お話される、というのも一つの方法です。

しかし、今後補助金・助成金の入金口座の確保も考えると、ネットバンクだけだと難しい面もあります
なので、色々な地元の金融機関さんを考慮に入れて下さい。
金融機関さんと、このタイミングでお付き合いになられる、というのはすごく良いタイミングだと思います。

商工会は法人を設立した段階で入るべき 意外と多いメリットとは?

商工会さん、商工会議所さん、地元に必ずあると思います。
他にもよろず支援拠点さん等色々な所があると思うのですが、皆さん交流するのを嫌がる方がすごく多いです。
何かすごい働かされるんじゃないか、と思われている方がいらっしゃると思いますが、それは違います。

皆さんがサービスを受ける側なのです。

商工会の会員になるための年会費はケチらなくて良いと思います。
起業家にとってのメリットがあるからです。

どっぷり支援してもらう必要もないかもしれないですが、企業の支援を色々やって下さっている所なので、とにかく情報がたくさん集まってきます
そういうところはやはり素直に聞いた方が有利です。

補助金や助成金、特例の融資などの情報も多いので、最初に相談されるだけでスタート時の条件が変わってくることがあるのです。
あるいは商工会さんのサポートがあって、初めて受けられる制度等もあります。

起業家にとってさまざまなメリットもありますので、まずは起業の相談に行かれることをお勧めいたします。

「法人の設立が終わったら次にやる手続きと届け出は?費用的にメリットのあるやり方」の動画版はこちら。

法人の設立が終わったら次にやる手続きと届け出は 費用的にメリットのあるやり方についてお話しました。

最後に

最後にリアルマーケティングマスタースクールでは、
地元で頑張る中小企業のための問題解決をご提供しております。

ご相談頂きましたら、
現状お困りの問題点から改善ポイントをお伝えさせていただきます。

無料オンライン相談も受け付けておりますので、そちらの方も遠慮なくご利用ください。
今までお付き合いのない方も一度はお試しいただければと思います。

詳しくはWebサイトの方をご覧いただければ幸いです。

今回のお話はこれで以上となります。

コメント

タイトルとURLをコピーしました