1dayスクールは、会員様限定のクローズのイベントです。
他のセミナーの関連で応募があった一部の方々をご招待していますが、基本的にはクローズの内容です。
集客や人事、経営において重要な事柄をまとめてお伝えし、ワークを通じて実践していただくような講座になっています。
2023年7月8日に開催されたリアルマーケティングマスタースクール 1day講座の内容を振り返ってみましょう。
1day講座の振り返りと重要なポイント
今回1dayでお伝えした内容は、大きく3つに分けられます。
1. 求人
1つ目は求人に関するものですね。
求人応募がより多く集まる効果的な流入経路とその改善方法についてお話ししました。
そしてもう1つは、求人応募があった場合の効果的な面接の方法についてですね。
従来の「1対1」で頑張ろうとする評価ではなく、誰が行っても公平な評価の方法についてもお話ししました。
2. お店作り
もう1つの大きなテーマはお店作りですね。
現在デジタルの時代ですが、だからこそアナログの店舗の役割が非常に重要であることをお伝えしました。
海外の事例や異業種での事例を交えながら、実際の写真も使いつつ、どう進めていけばよいかを説明しました。
3. 商品構成
そして最後に、商品構成が重要です。これは店作りにも通じる大切なポイントになります。
まず、自社の商品において、フロントエンドとバックエンドの両方を用意することが必要です。
そして、リピート購入に繋がる商品も柱として戦略的に組み込むことが大切です。商品の構成を考える上で、これらの要素を見落としてしまうと、ビジネス全体の継続が難しくなってしまいます。
従来は主力商品がフロントエンドに偏っていましたが、最近では商品の訴求力が弱まり、購入する人も減少しています。そのため、接点を持ちやすいフロントエンドを再設計する必要があるという話をお伝えしました。
これによって、新たなビジネスチャンスが生まれることでしょう。
これらが、今回の1day講座でお伝えした主な内容です。
参加者からのアンケート
今回はいろいろな応募もあったので、多くの参加者がいらっしゃいました。参加者から多くのアンケートをいただいておりますので、その一部をご紹介したいと思います。
1. 商品構成について
今回のテーマについて、当店のフロントエンド、バックエンド、リピートと商品が思っていたよりブレており、取り扱い商品を増やすか、導入しやすい事業をさらに考える必要があると実感しました
との声がありました。
これまでの主力商品だけに頼ると、集客が難しくなる可能性があります。
広告費用が増えてしまい、結果としてビジネスが衰退してしまうこともあります。だからこそ、リピート購入していただける商品を重視し、お客様との接点を大切にする商品を組み込むことが重要です。
新しい事業を展開する際にも、勇気を持って挑戦することが必要かもしれません。
もちろん、土木工事店が突然マッサージ屋さんになるような極端な変化ではなく、同じお客様に向けて買っていただける商品ラインナップを構築することがポイントです。これからは、そうした戦略的な商品構成がますます必要になると考えられます。
2. 店舗作りから事業体について
店舗作りの話から次の事業の話、これからの事業体を考える良いきっかけになりました。自分では考えつかないことなので、今後もよろしくお願いします
との意見も寄せられました。
これまでは集客や人材の問題で済んでいたことも、今では事業全体を大きく変える必要がある時代になっています。特に事業を引き継いだ二代目や三代目の方々は、大きな転換点に立たされていると思います。
ですから、こうした考える作業や枠組みを進めていくことが重要ですね。新たなビジネスの展望を探り、進化させることが成功へのカギとなるでしょう。
3. 人事について
人の採用は本当に重要だと感じています。弊社は基本的に新卒のみを採用し、それ以外はエキスパート職でビズリーチなどを活用しています。採用した社員の成長をどうサポートしていくかが現状の課題で、1対1などを行っていますが、成長実感を感じてもらえているか、ちょっと心配になっています
というコメントも寄せられました。
ビズリーチなどで活用していただいている皆さん、通常、新卒採用は事業がある程度発展した段階で必要になってくると考えられます。
そこで、採用した社員の方々との大切な対話を進めるために、定期的な1on1面談を行うことは非常に素晴らしいアプローチだと思います。
具体的な面談の進め方については、初めのコミュニケーション講座で詳しく説明されていると思いますので、そちらを参考にしていただければと思います。
また、ムービーやブログにも情報が掲載されていると思いますので、そちらも参考にしてみてくださいね。面談を通じて、より良い組織を築いていくことができることを願っています。
4. 消費体験について
店作りにおいて、高価格の商品を売りたいと考えるなら、自分自身がその商品を消費する経験も大切だと気づきました。電車でのグリーン席利用がその一例です
最後に、こんなコメントをいただきました。
私自身はグリーン席はあまり好まないので、できるだけ普通の指定席を選ぶようにしていますが、高価格帯の商品を販売する場合は、一定の配慮を求められるお客様層に対してどうアプローチするかは、課題だと感じています。
今回のワークでも、ターゲットとしたい対象の方を明確にする必要があり、海外の裕福な方々が良いという意見もありますが、それに応じるためにはお客様のことを深く理解する必要があると思います。そのためには情報収集が欠かせません。
そして、もし海外のお客さまとの取引があるなら、さまざまな手配が必要になるでしょう。
今回の講座では、これらのテーマについて簡単に振り返りましたが、参加者の皆さんが新たなアイデアを得て、自社のビジネスに活かすきっかけとなったことを嬉しく思います。
皆さんの今後の成功に向けて、さらなる成長と発展を祈念しております。
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