Webサイトの記事はたくさん必要である。
それは理解されている。
ただ、どうやって記事を書いたら良いのかがわからない。
「うちの仕事ではたくさん記事を作る余裕なんてない」とお悩みをいただくことがよくあります。
今回はこの問題について、解説したいと思います。
会社のホームページを毎日更新と言われても記事がない!
記事が必要なのはわかっている。
会社のホームページは毎日更新するぐらいの勢いで、たくさん記事を作って欲しい。
そうは言ってもネタがない。
確かに記事数が多い方が有利ではあります。
同じカテゴリーの記事が100は欲しい。
できたら300ぐらいあるとなお良し。
でも社長さんがやる余裕はない。
だからと言って社員さんに作ってもらうにしても、完成させるためのナレッジが足りない。
社員さんは、商品知識を全て網羅しているわけではないです。
やはり社長さんの方が詳しいことが圧倒的に多い。
その社長さんが記事を作れないのですから、結局ナレッジ不足に陥ってたくさん記事が作れない。
内容がワンパターンになってしまいます。
だとしたら他のサイトとかを調べて、そこから記事を作ればというお話になるかと思います。
しかしそうすると、今度は中学生がコピペしてきたような文章になってしまう。
もちろん記事数が増えれば検索上有利になり、いろんな人が訪れてくれる確率も上がると思います。
しかし稚拙な文章のせいで、読んだ人が結局ガッカリしてしまう。
そうなると、さすがにもう誰もついて来てくれないです。
ホームページ記事を次々作成するためにはこのやり方
ではホームページ記事を次々作成するためにはどうしたら良いか。
簡単にご紹介したいと思います。
まずは教科書レベルの基本の話です。
基本的にはまず自社の商品やサービスの中から、検索されているキーワードのデータを見てみる。
その中でアクセスの多いキーワードの組み合わせ。
「自社商品名+使い方」などの組み合わせを探していく。
そうすると案外いろいろなキーワードが見つかると思います。
そして、その中から比較的アクセス数の多い関連キーワードを骨格に考える。
そうすることでアクセスされやすいキーワードに、反応の取りやすいページが出来上がる。
まずそこが大前提だと思います。
ただ記事数が確保できないというお悩みの場合、詳しくお話をお伺いすると実際はそれ以前の問題ということが結構あります。
例えばWebサイトを見たときに記事の反応が良かったとしても、受注までの道のりが用意できているか。
そのページを見て発注しよう、資料請求しようという風に導線がつながっているかどうか。
まずはそこを準備しないと、本格的に記事の量産体制に入るのは難しいと思っています。
簡単に言うと、その商品を購入するまでの流れがどのようになっているのか。
そしてその商品にどれぐらい信頼性があるのかという情報。
そういう部分が欠けているところがあると思います。
とくに商品を購入いただいた方のコメントだったり、有名な方の推薦だったりが欠けていたりします。
そして購入ボタンがあっても怖くて押せない。
その購入ボタンを押してからどうなるのか。
説明が欠けていることが結構多いわけです。
そのため、まずはその辺りの情報を補充していただければと思います。
量産体制に入る前にホームページの記事の書き方から
ここからは量産体制に入る段階。
記事の書き方について、原理原則を簡単にお伝えします。
まず忘れてはいけないのは、読み手について。
ブログの読み手、Webサイトの読み手は忙しいものです。
そういう人たちは携帯でサッと流し読みする程度で、それ以上深く追求してもらえることはなかなかありません。
とくに文字がズラズラ並んでいるような記事だと、読むのが嫌になって閉じられる可能性もあると思います。
単に文字を羅列するのではなく、図表や挿絵で内容が一体化して入ってくるような構成になるよう工夫する。
そうでなければなかなか読み進めてはもらえないと思います。
加えて忙しい人のことを考えるなら、同じ説明の動画も用意する。
長いブログだと最後まで読んでもらえない可能性もありますが、動画があると少しでも見てもらいやすくなる可能性が上がります。
「ブログは何文字ぐらい必要か」とよく質問されますが、重要なのは文字数ではありません。
それよりも情報が伝わりやすく、最後まで読むことができるわかりやすさが重要です。
感覚的には、毎回プレゼンテーションの意識で相手にお伝えする。
それぐらい一記事一記事が勝負になってくると思います。
今回はWebサイトの増やし方・記事の作り方について、網羅的にお話させていただきました。
この他にも似たような情報をWebサイトでたくさん取り上げていますので、そちらの方もご覧いただければ幸いです。
「ホームページの記事の書き方、毎日更新したり次々作成するためのコツ」の動画版はこちら。