生成AIの動向〜世界の動きと日本の立ち位置〜

中小企業の政策を考える会
今回は、2023年10月に開催されました「中小企業の政策を考える会」のレポートについてお伝えしたいと思います。
この時の勉強会はこちら⬇︎

【中小企業の政策を考える会】生成AIが切り拓く新しい未来と可能性
生成AIとは?中小企業の未来への革命 こんにちは。 今、私たちの世界は驚異的な進化を遂げています。その鍵を握るのが、生成AI(人口知能)です。生成AIは、データからテキスト、画像、音声、デザインなどを生み出す革命的な技術です。 生成AIの可...

テーマは
生成AIの動向
〜世界の動きと日本の立ち位置〜

ということで、今回は内閣府のご担当の方からご説明がありました。

「生成AIの動向-世界の動きと日本の立ち位置-」の動画版はこちら。

ChatGPTについての世界と日本の動き

最近、生成AIがすごく流行ってますよね。特にChatGPTなど、実戦投入していろいろ活用されてる方がいらっしゃると思います。

しかしながら、AIの動きがちょっと心配だということで、アメリカ一部規制。特にEUの方で規制がかなり強くなる流れがあります。

日本の立ち位置と独自のAI生成

では、日本はどういう立ち位置なのか。というお話をしていきたいと思います。

世界的な視点から考えると、特に大手メーカーや先進的な企業(GoogleMicrosoftなど)は生成AIのなかで強いです。

その中でも特に、ChatGPTについてですが世界的にみると、実はまだまだ日本語の情報が少ない状態なのです。

ChatGPTは世界的にすごい速さで普及もしており、順調に伸びていくカーブで、第3第4ChatGPTが出てくるなか、日本はすこし出遅れています。

そのため、日本は立場的にも独自の生成AIを作り、その本命が出てくるか出てこないかを、しのぎを削っているのが現状です。

さまざまな生成AIの出現でよりコンパクトで身近に

ここでリソースの問題についてもお話ししていきましょう。

生成AIには巨大なデータと仕組みが必要です。
例えば、AppleでいうSiriですね。

Siri初期のころはクラウドサーバーに強く依存していました。
クラウドベースのサービスで音声認識や言語処理の多くがAppleサーバーで処理されていました。
しかし、現在はスマートフォン内だけで処理できることが増え、ほぼスマートフォンだけで完結するようになっています。生成AIも将来的にはSiriと同じようになっていくのではないか?と予想されています。

日本の動向

先ほどもお話をしたとおり、さまざまな規模の生成AIがでてきております。

例えば、スマートフォンのような媒体にカスタマイズされた中で、使えたら良いな。という動向がある中、日本ベンチャー企業メーカーしのぎを削っているのです。

その中で、日本政府の立ち位置はどのような形で支援していくか。
あるいは、問題が起きる部分に対して規制していくか。ということが議論されているのが、日本の動向です。

まとめ

新しいものが出ると、恐怖やリスクなどを考えて規制するという流れが当然起きます。

しかし、生成AIに関しては、意外と日本の場合は評価して受け入れて、問題や規制にきちんと向き合っていこうとしていると思います。

これからの展開に期待ですね。

今後も、中小企業の政策を考える会は毎月開催していきます。
大阪の方でも、サテライト開催ということで、議員会館の内容をそのまま中継しています。

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本日は以上です。

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