リアルマーケティングマスタースクールの島田です。
先日集客の基礎講座を東京で行ない、アンケートを行いました。
結果「今までは準備ができなくて広告を失敗してしまう」というご意見を多数いただきました。
改善方法について簡単にご紹介したいと思います。
広告作りを他人に任せると集客はとんでもないことに
広告を作るにあたって期限があるが、どうしても忙しくて時間が足りずに準備ができない。
あるいは広告屋さんに頼んだら「写真を出してくれ」等言われ、いろいろ振り回されているうちに内容の検討がうまくいかなくなっていく。
そこで諦めてしまうということはあります。
業者さん任せにしたところで「必ずうまくいく」とは限らないと思います。
ただ最初の段階では「どこが間違っているのか」がわからない。
ご自身の業種業態がそもそも広告に向いていないのではないか。
あるいは商圏が間違っているのではないか等。
他の部分で努力や調整をしてしまいがちです。
そうすると正しい方向からどんどん離れていくということになってしまいます。
ですから、まずは広告の企画からきちんと考えなければいけません。
どこが間違っているかわからず悩んでいる間。
どんどん自信を失ってしまい、ご自身で広告は作れないのではないか。
どこから手をつけたら良いかわからないと、やる気を削がれてしまうという方は多いのではないでしょうか。
どういう文章、どういうパーツを見ていただけたら購買や申し込みなど。
結果に結びつくような気持ちになっていただけるか。
パーツ中心で作っていくと案外広告はうまくいくと思います。
集客できる広告はここが違う!5つの基礎ポイント
今回のポイントとしては読み手の考えです。
言いたいことだけ伝えると失敗します
広告に限らずお客様向けの情報として一番やってはいけないことが
「言いたいことを一方的に伝えること」です。
これをやってしまうと意外と失敗します。
重要なのは読み手に必要な情報を正しい場所に掲載できているか
そして、広告を出す場所も重要です。
読み手にとって必要な情報をあるべき場所・正しい場所に広告展開できているか。
読み手が読みたいと思って読む情報なので、間違った配置・内容ばかりだと読む気を失くしてしまい広告としての意味がありません。
たとえば
・その広告の期限はいつまでなのか
・広告の半券を持っていたら何をもらえるのか
・読み手にどういうメリットがあるのか
等の情報です。
これらの情報がきちんとあるべき場所にないと読み手に伝わらず、集客できません。
正しい場所に正しい情報を置くということに気をつけていただくと、必然的に必要なパーツ集めに走ることになります。
そのパーツが正しければ広告がヒットするという原理です。
キャッチコピーだけで反応は取れません
よくある間違いとしては、キャッチコピーだけやたらと頑張って作ってしまうということ。
いくら良いキャッチコピーを作ったところで、キャッチコピーに惹かれた人が求めている情報でなければ結局は反応してもらえません。
キャッチコピー以外の部分を見たときに、必要な情報がそこになければ意味がないのです。
釣りでたとえると、キャッチコピーはあくまでもキャッチコピー(擬似餌)なのです。
極端な話、惹きつけられるだけ。
惹きつけられたあとに、読み手が納得する情報(針)が必要な場所になければ仕掛けた針に引っかからずに去っていってしまいます。
広告企画として読み手が理解できる内容でないとダメ
広告の企画として大切なことは
「その広告は何が言いたいのか」です。
文章の上手い下手ではありません。
内容が読み手に理解できなかったり、共感を得られない場合は結果に結びつかないからです。
広告企画が優れてないと割引広告に偏りがち
広告企画としてきちんと策を練られていないものは、どぎつい割引セールに偏りがちです。
「値引きすれば良いんでしょ」
「値引きしたら人来るでしょ」
というような乱暴な広告になりがちです。
しかし今のご時世。
値引きする理由も企画として方向性がきちんと定まっていないと、なかなか飛びついてくれません。
広告を出す理由が読み手に正しく伝わっているかを考えることは、とても重要だと思います。
広告は準備が全て!集客につながるツールづくりとは
広告を作る段階としては、写真だったりプロフィールだったり。
結局は普遍的なツールがどうしても必要になってくると思います。
それぞれのパーツ・写真などを準備していただくところから始めましょう。
それから、広告の企画を練っていただくと「当たる広告」になるのではないかと思います。
良い広告がひとつ出来れば、そこで使っている写真やプロフィールなどのパーツがまた別の広告にも転用しやすいです。
広告がうまくでき始めると、2本目3本目の広告企画をどんどん作りやすくなります。
最初は時間がかかるとは思いますが、準備段階でしっかり用意して広告を作っていただくとヒットする条件が整いやすいのではないかと思います。
本日は以上です。
「広告作りのポイントは準備力!一発屋で終わらない集客の基礎」の動画版はこちら。