この会で得た情報を皆さんと共有したいと思います。
今回のテーマは「資源エネルギー庁」で、具体的には「今後のエネルギーについて」の話題です。
ちょうどその時期にG7が開催されており、政府は様々な調整に追われていました。
ギリギリの協議の様子についても話を聞くことができました。
セミナーで話を聞くと、新たな視点が開け、いつもより深く考えるきっかけになります。
原油価格と補助金の現状
今回のテーマは「今後のエネルギー政策について」でした。
まず、注目すべきは原油価格です。
現在、原油価格が上昇しているという課題がありますが、政府は大規模な補助金を提供しています。
補助金とは、政府が企業や個人に経済的支援をすることを指します。
しかし、今後はガソリンの価格に対する補助金は減少していく見込みです。
これまで補助金によって抑制されていた価格上昇が明確になる可能性があります。
今後の電力供給と政府の計画
次に「今後の電力問題について」です。
現在、化石燃料に依存した電力供給は持続が難しいとの見解が示されています。
化石燃料による発電は二酸化炭素の排出という環境問題を引き起こしました。
世界的には二酸化炭素の排出を抑制する必要があります。
政府は火力発電などの発電量を半分に減らす方針を示しています。
その代わりに、今後5年から10年の間に、風力や太陽光などの自然エネルギーの利用を3倍に増やす計画があります。
また、原子力発電の再開も検討されています。
原子力発電の再稼働と新設
全体的なエネルギー問題について考えると、原子力発電所の再稼働を避けられない現状があります。
ただし、これらの目標が達成可能かどうかは検討されていないとのことですが、政府は海外に向けて取り組む姿勢を示しています。
政府が重要な舵取りを行っている中で、エネルギー問題全体を考えると、原子力発電所の再稼働は避けられないという指摘もありました。
2060年の問題と中小企業の役割
また、将来的には現在停止している原子力発電所のリプレイス(取り替え)や、2060年頃には既存の発電所の耐用年数が終了し、ほとんどがなくなるという現実も指摘されました。
これは中小企業経営者として真剣に考えなければならない問題です。
これらの情報は、私たちのビジネス運営に直接影響を及ぼすものです。
エネルギーコストは経営に大きな影響を与え、その変動は予測困難です。
具体的な対策と情報の取得
もちろん、この難解な問題に対して完璧な答えを見つけることは難しいかもしれません。
しかし、自社のビジネス戦略を検討し直すためにも、情報を得て理解し、必要に応じて対策を練ることは可能です。
中小企業の政策を考える会への参加を
「中小企業の政策を考える会」は毎月開催されており、各省庁の課長級の方々が最新のトピックや動向について説明しています。
次回も開催予定ですので、興味がある方はぜひ参加してみてください。参加費は無料です。
これらのセミナーは新たな視点を得るだけでなく、自社のビジネス戦略を見直すきっかけにもなると考えています。
今回の「資源エネルギー庁」についての内容をご紹介しました。
皆さんにとって役立つ情報であれば幸いです。
最後に
いかがでしたでしょうか?
「中小企業の政策を考える会」は毎月開催されています。
大阪でもサテライト上映会を行っており、初回参加者は無料です。
各省庁の課長級の方々から最新のトピックや動向について説明を聞くことができます。
興味を持たれた方はぜひセミナーに申し込んで参加していただきたいです。
新しい視点を得るために、自社のビジネス戦略を見直すきっかけにもなるかもしれません。
そのため、このようなセミナーは非常に有益だと思います。
前回の「資源エネルギー庁」の内容をご紹介しましたが、皆さんにとって役立つ情報であれば幸いです。
以上が先日のセミナーの内容でした。
「中小企業経営者必見!未来のエネルギー政策とその影響」の動画版はこちら。
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