私たちは人間ですから、いろんなことがありますよね。ストレスが溜まることもあるし、そのせいで仕事が進まないことも当然あります。
イライラでやる気を失い、ストレスになる、仕事が進まない!
今回は、そういった場合の簡単な解決法についてお話したいと思います。
焦りやイライラで仕事が進まないのはなぜ?
焦りやイライラで仕事が進まないですよね。
精神力では解決しづらい問題もあるのではないでしょうか。
まず、その点についてのお話です。
計算問題は話しながらでは解けない
私たちは人間ですから、頭のリソースが決まっています。
例えば、計算問題、算数を解きながら、話をしながらではなかなか進まないのではないでしょうか。実験でもありますように、横でものすごく大きな怒鳴り声がある中でするのと、静かな所で解く計算問題。ペースが全く違います、正解率も違うそうです。
人間はそういうものなので、しょうがないですよね。
散らかった机では作業能率上がらない
「散らかっているほうがやりやすい」と強弁する人がいらっしゃいますが、そういう方でも実験すればすぐわかります。散らかった環境で作業をしてもらうのと、何もない環境とでは、人間誰しもペースが違います。「散らかったほうがやりやすい」というのは思い込みなんですよね。
疲労が溜まっていては集中力が維持できない
ある一定の年齢を超えると、如実に出てくるのが疲労に対する影響です。
精神力の問題や、頭が老化しているからというのとは全く違います。
肉体的な疲労が溜まっている、休息を取っても疲れがとれない状況では、集中力は維持できません。
人は思った以上にストレスに弱い生き物
私たちは思った以上にストレスに弱い人間です。
「ストレスに弱い生き物」ということをまず念頭に置いていただく。10代、20代の頃とは全く違うというのを経営者の方々にはわかっていただきたいと思います。
仕事が進まない原因はストレス。しかし発散しても解決はしない。
ストレス発散に何をしていますか?
いろんなスポーツをしたり、みんなで食事に行ったり、温泉に入りに行ったり、いろんなことをされていると思います。
酒・タバコ・ギャンブルで仕事のストレスは発散できない
特にお酒ですが、例えば睡眠メーターで睡眠を計測するとよくわかります。
深酒をした日はよく眠ったように思いますが、それは深酒で気を失っているのでよく眠ったように感じますが、実際の眠りの深さはかなり浅い。
一方で、「眠れてないなぁ」と思いながらお酒抜きで眠りにつくと、意外と深い睡眠時間のスコアが伸びていたりします。
そう考えますと、人間はやはり思い込みがかなり多くて、「これでリカバリー出来てる」と思いつつも、実は身体に大きなダメージを与えてる行為がとても多いですね。
勤務中に運動や雑談を何時間も続けられない
「運動をして発散する」とはいえ、勤務中にそんなに運動はできませんよね。
1時間に1分、2分、歩ける程度ではないでしょうか。あるいは雑談することによってリセットしたいという考えがあったとしても、働いている同僚を捕まえてずっと雑談するわけにもいかない。自分のストレス発散が周りに迷惑をかけてしまう状態では職場ではやっていくことができません。
大切なことはストレスの原因を遠ざけること
大事なのはストレスをそもそも受けにくいこと、ストレスの原因から遠ざかることです。バリアをする技術や、ストレスが溜まってから発散する技術を磨くより、ストレスの原因をまず遠ざけたほうが有意ですよね。そこに労力を割いたほうがトータル的には一年間で通すと作業能率は格段に進むんじゃないかと思います。
やる気で仕事は進まない、根本的な解決方法とは?
仕事が中断される要因を潰していく
ストレスの原因を外せばいいので、思い当たることをどんどん潰していきましょう。
例えば、お電話や相談、仕事が中断される要因ですよね。
断続的に入るアポイント
「せっかく順調に進んでいるのに、この対応でまたゼロからやり直し」のようなストレスをまずゼロにしていく。アポイントをどんどん削って、整理していきましょう。
「人と会う日は、1日に集中して会う」「会わない日は、全く会わない」とメリハリをつけて決めてもいいかもしれません。僕もわりとそうしています。
電話や打ち合わせもアポイント
アポイントで忘れてはいけないのは、お電話です。
お電話や小さな打ち合わせ、社員とのミーティングも全てアポイントですので、対応する時はする、対応しない時はしないとメリハリをつけたほうが良いでしょう。
苦手な作業をするヘイトデーは有効
「やりたくないな」と思うのはずっとストレス、それが脳内に固まり続けるとそのストレスを抱えたまま、他の仕事をすることになります。どこかでケリをつけないといけないですよね。
そのためには、イヤなことばかりする日、ヘイトデーを決めておけば、一旦頭からイヤなことを解放できますから、「あれをしなきゃ」と思わなくても、「これはヘイトデーにやろう!」とスッパリと決めることができます。そういう日がやはり必要だと思いますので、「ヘイトデー」をご用意いただくというのは、かなり重要ではないかなと思います。
このように、さまざまなストレスから解放、まずは原因からカットしていただければ、あとの作業能率は大きく変わっていくかと思います。
いかがだったでしょうか。
最後に
リアルマーケティング・マスタースクールでは、地元で頑張る中小企業様のために、問題解決をご提供しております。このような働き方の問題や、様々なコンテンツが揃ってますので、ご参考にしていただければと思います。
本日は以上です。
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