成功事例を仲間と共有する目的とは?失敗事例の報告も営業には有利に働く

経営
経営者の集まりやマーケティングスクールに参加されている方も多くいらっしゃるかと思います。
そういった団体ではよく、成功事例の発表を募っているケースが多く見受けられます。

そして発表会をされたり、グループによっては表彰式など様々な制度を設けていらっしゃる場合もあるかと思います。

そのグループの方々はどうして、成功事例を持ち寄って発表するのでしょうか?
これをやることにどういう意味があるのでしょうか。

このようなお話をすると、主催者の方は
自分だけが良い思いをするよりも、皆と分かち合って色々なチャンスを共有した方が結果的にはうまくいく
というような論法を取ることが多いです。

例えば芥川龍之介さんの小説「蜘蛛の糸」がよく例に出されます。

このお話は「地獄の罪人が極楽から吊るされた蜘蛛の糸をよじ登り、地獄を脱出しようとする」というような内容です。
しかし罪人は自分1人だけ助かろうとした結果、蜘蛛の糸は切れてしまい地獄へ逆戻りしてしまうこととなりました。
だからこそ皆で助け合っていこうねという意味でお話しているのだと思います。

ですが実はこのような道徳的なお話のように皆で助け合っていこうね、というだけではないのです。
今回はこのような、成功事例をグループで共有する目的についてのお話をさせて頂きます。

グループ内で注目を浴びるメリット

当然のことではありますが、今回のようにグループ発表会をすると発表者は聞いている仲間たちに一斉に注目されることになるはずです。

もちろん、たくさんの人が聞いている中での発表ですので
「この人はこういう活動をしているのか」
「この人は事業をこう進めているのか」
と評価し、興味を持ってくださるような方も少なからずいらっしゃるかと思います。

すると評価された人間にだけ回ってくるような情報が手に入ることがあります。

「君は凄く頑張っているみたいだし、次はこういう会談に参加してみても良いかも」
「うちの会社では以前こういうことでチャンスが得られたよ」
というように先輩方から色々教えてもらうような機会が手に入る。

こういう新しいチャンスというのはやはり、発表しない人よりも発表した人の方が圧倒的に手に入りやすいです。

なので今後の成功に結びつくという意味で、かなり効果に期待を持てると思います。

そして発表者にしか見えない情報というのは相当あると思うので、これまで発表したことがないという人はこれから発表に挑戦してもらえればと思います。

成功事例を共有すると営業が上達する理由

成功事例の紹介をしていると、聴衆の方からご質問を頂くことがあると思います。

「それは具体的にどうやれば良いの?」
「自分の場合はどう落としこんだら良いの?」
など色々なご質問があると思いますが、そうなってくるとしめたものです。

正直、質問に対応することが苦手な人は少なくないと思います。

質問者に対して理由を明確に説明しなけれはいけない。
そのためには自分が今までやってきた事業に対して、明確な説明モデルが必要になります。

本当に難しそうな話ですよね。

ですが逆にそういったご質問に繰り返しお答えすることによって、事業の説明モデルの構築がうまく出来るよう上達していくことが可能になります。

よく言われることなのですが、
人は自身で知識や情報をコッソリ持っている状態よりも、誰かに教えることでより論理的な考え方ができるようになり、情報をまとめる力も向上します。

その辺りが上達すれば、そこから更なる応用に発展させることもできます。

そういう意味では、教えるチャンスがある程、更なる成功が期待できます。

成功事例の発表に基づいて、聴衆からのさまざまなご質問にお答えすることにより、更にビジネスモデルがブラッシュアップされる。
やはりそういった相乗効果はあると言えると思います。

失敗事例だってヒットする 人が成功事例を共有してほしい理由

ここまでは成功事例を話すことについてのメリットについてご説明させて頂きました。

しかし、あまりにも華々しいお話、カッコいい成功事例ばかり聞いているとなんとなく鼻につくと感じてしまうでしょう。

逆に、ご自身が話す側であれば、嫉妬を買ってしまうというようなことがあるかもしれません。

人にお話できるような成功事例があることは確かに良いことではあるのですが、成功談は一般的に共感されにくいです。
やはり人間、失敗談や苦労話含まれている方が、共感しやすく聞き入りやすいもの。

別に自慢話という程のことではないにせよ、どうしても人は、自分よりも優位的な立場にいる人間のお話をあまり好まない傾向にあるかと思います。

そういう意味では、あえて失敗事例を報告するのも有効な手段になります。

具体的には
「私は〇〇で失敗しました。ですが××を△△という風に変えたことで今度はうまくいきました。」
というように、失敗事例でワンクッション置いてから成功事例をお話する

そうすることで、ご本人の人間性が良い方に伝わりやすくなります

特に自分の失敗・敗北をキッチリ認めることで、成功事例しか話さない人よりも深みのある人間であるという風に感じてもらえる

そういう人ほど周囲から好感を持ってもらいやすく、結果的には色々な人がアドバイスの手を差し伸べてくださいます

そうなれば今後の更なる成功への道が大きく広がっていくのではないかと思います。

最後に

リアルマーケティングマスタースクールでは、地元で頑張る中小企業のための問題解決をご提供しております。

ご相談頂きましたら、現状お困りの問題点から改善ポイントをお伝えさせていただきます。

無料オンライン相談も受け付けておりますので、そちらの方も遠慮なくご利用ください。

詳しくはWebサイトの方をご覧いただければと思います。
今回のお話はこれで以上となります。

「成功事例を仲間と共有する目的とは?失敗事例の報告も営業には有利に働く」の動画版はこちら。

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