今日は、うれしかった話をさせてください。
いい話でもあります。
僕は、治療院経営ラボという、治療院の先生方が経営を勉強する会の理事の1人をしています。
そのラボに、もう古くから参加されている先生がいらっしゃいます。
端的に言うと、その先生の売上が今年すごく上がったんです。
なんでだろうと思って、ご本人に聞いてみました。
今日はそのお話です。
周りに助けられながら、売上の伸び悩みが長く続いた先生
正直に言うと、この先生はもともと売上が低い方でした。
成果が出ない時代が、すごく長かったんです。
ただ、とにかく憎まれない人なんですよね。
いろんな人から支えを受けたり、いろんな人から言葉をかけてもらったり、具体的に手伝ってもらったりしてきました。
いろんなトラブルや問題に巻き込まれながらも、周りからは「頑張れ、頑張れ」と言われ続けていました。
それでも、なかなか成果が出ませんでした。
そしてこの先生には口ぐせがありました。
「俺みたいなダメな奴が一人くらいいたっていいじゃないですか」
そういうことをおっしゃるタイプなんです。
でもこれって、ダメな奴というレッテルを自分で自分に貼っているんですよね。
ご本人に悪気はまったくありません。
ただ、そのレッテルがあったから、うまくいかない面もあったんだと思います。
その先生が、今は売上を大きく伸ばしておられます。
10年で、3倍くらいになりました。
では、何が変わったのか。
大きなことが2つあります。
アポなしで院に乗り込まれた日、売上が伸びない理由はどこまで見えたのか
1つ目は、ラボの理事長の作尾先生が、院まで乗り込んでいった話です。

僕が用事でその先生の院へ伺うことになっていて、作尾先生がたまたまうちの会社にいらっしゃいました。
それなら一緒に見に行きましょうか、ということになったんです。
アポなしです。
院に着くと、作尾先生はこうおっしゃいました。
「こういうとこあかんやないか」
「ああいうとこもあかんやないか」
「これ直せ、あれ直せ」
直すところを、その場でたくさんリストアップしていただきました。
しかも、作尾先生は言うだけで終わりではありませんでした。
僕の知らないところで、そのあともフォローされていたんです。
「この後こうしなきゃいけないよ」
「あなた、どこまでやったの」
先生の感覚で言うと、ものすごく頑張らされたんだと思います。
でも、考えてみてください。
院の中の環境整備を、ラボの理事長に無料でやっていただいたようなものです。
そりゃ効果は出ますよね。
実際、その年に売上が倍になりました。
環境整備の効果って、本当に大きいんですよ。
ところが、話はここで終わりません。
売上が倍になっても、そこからはまた伸び悩みました。
なんとかスタートラインに立ったね、というくらいのところです。
そして先生は、それでもやっぱり言い続けていました。
「俺みたいなダメなやつがいてもいいでしょう」と。
売上が倍になった先生が、次に経営者の合宿で向き合ったこと
2つ目は、去年、ラボの代表の松村先生の海外合宿に行かれたことです。
ラボの先生専用の海外合宿で、行き先はカンボジアでした。
カンボジアでは、戦争の悲惨な跡を見ながら、一方で経済が伸びているところも見て回ります。
日本から見ると、カンボジアって、まだ裸足で人が走っているようなイメージがあると思うんです。
でも実際は違って、経済がどんどん発展しています。
自分の国のお金より、ドルのほうが使われている現場も目にします。
そこでいろんな刺激を受けると、人は大きく変わるんですよね。
そして今、松村先生が取り組まれているのは、自分が人生でやってこなかったこと、欠けていたことを見つめる作業です。
正直、いちばん厳しいところです。
僕も合宿の講座をやっているので分かるんですが、これは本当に難しいんです。
本来なら、とても苦痛の伴う作業です。
そこを松村先生は、海外へ行って環境をガラッと変えることで、ある意味楽しみながら取り組めるように講座を組んでおられます。
もう一つの特徴が、当日までの準備です。
松村先生は、合宿の前の準備にすごく寄り添われます。
事実上の開催期間が、1か月くらいあるんです。
その1か月で徹底して準備をして、それから数日の講座で一気に開花させる、というやり方をされています。
これだけ準備されて、環境まで変わるので、人生が大きく変わる方が多いんだと思います。
この先生も、ここでがっちりはまりました。
院に乗り込んで直すところを見つけた作尾先生と、考え方から見つめ直す合宿を組んでいる松村先生。
ちょうどラボの2人の理事がやってこられたことが、この先生にそのままハマったんです。
聞いていて、僕もうれしくなりました。
売上が伸びないとき、自分では見えない欠けたピースはどう見つかるのか
この先生の話を聞いて、改めて思ったことがあります。
1つは、訪問して現場を見てもらうことが、正直必要な方は多いということです。
RMMSでも、月例ワークや添削、電話相談でいろんなご相談をお受けしています。
でも、そこで見えていることだけでは伝わらない、本当のところがあるんですよね。
隠すつもりはなくても、言いにくいことは言わないままになってしまいます。
院やお店、会社の中を実際に見てもらって、そこから直していく。
まずはその基礎の部分です。
もう1つは、その基礎が終わったあとの話です。
さらに大きく伸びるには、考え方から変えていかないといけません。
そのための場として、松村先生の海外の講座がある、ということなんです。
もちろん、ほかにもいろんな出会いや努力はあったと思います。
でも、結局は大事なピースがはまったときにうまくいく。
必要なものは、やっぱり必要なんです。
僕も、会員さんに「松村先生の合宿に行ったほうがいいですよ」とお伝えすることがあります。
逆に松村先生のほうは「今は島田さんの合宿に行くタイミングよ」とおっしゃることが多いと思います。
そう言われて素直に行かれた方、次回すぐ申し込まれる方は、やっぱりすぐ成果が出ています。
周りから見ていると、欠けているピースはこれだよ、というのが明らかなんです。
ところが、ご本人からはそれがなかなか見えないんですよね。
とはいえ、行くとなればお金もかかります。
時間もかかりますし、努力もいります。
「やりたくないことをやらされるんだろうな」
「結果が出るってことは、やりたくないこういうことをするんでしょう」
そんなネガティブなイメージもあると思います。
でも、そこを乗り越えることも人生です。
課題を解決していくことが人生なんだと、僕は思っています。
やらされたからにはやるしかない、というのも、一つのモチベーションになります。
周りから「ここに行ったらいい」と言われたことがあるなら、ぜひ素直に行ってみてください。
