RMMSには、社長の実行力サポートという伴走があります。
専任のスタッフが週に1〜2回、社長と一緒に日々の実行を確かめて、ズレをその場で直していくものです。
その打ち合わせに僕も入った回で、大きな課題から順番に、何をいつまでに終わらせるかを話し合っていました。
大きな話がひと通り形になったところで、今度は毎日の仕事として続けていく側の話に移りました。
そこで出たのが、この話です。
「求人で強くなるために、求人のブログ記事を、まずは50記事っていうところからスタートしなきゃいけないです。作らないと」

求人の記事を書く、ということ自体はすんなり決まりました。
ただ、書くと決めた瞬間に、一つ迷いが出てきます。
この会社は、ホームページを3つ持っているんです。
会社の本体のサイトのほかに、あと2つ。
それぞれに役割があって、それぞれに見に来る人がいます。
そうなると、求人の記事をどこに書けばいいのか。
3つ全部に書くのか、どれか1つに絞るのか。
全部に50本ずつとなったら、始める前から気が遠くなりますよね。
案の定、こう聞かれました。
「ホームページが3つあるんですよね。それぞれに50記事ずつってことですか。それとも求人は本体に一旦まとめちゃうとかですかね」
僕の答えはこうです。
「本体50でいいと思います」
求人の記事は、本体のサイト1つに集めます。
理由は、求職者の側に立ってみると分かります。
ある会社で働こうかと考えている人がいたとします。
応募する前に、その会社がどんな会社なのかを知りたいですよね。
社長がどういう考えで経営しているのか、働いている社員さんがどんな顔をしているのか。
ところが、読もうと思っても、読めるものがほとんど無いんです。
求人では、求職者が見られる資料が少なすぎるんですね。
これが、多くの会社が抱えている問題だと僕は考えています。
逆に言うと、求人の記事がある程度の本数そろっていれば、それだけで読み物としてのボリュームが出ます。
何本か読み進めるうちに、求職者はその会社に親近感を持ちやすくなります。
知らない会社から、なんとなく知っている会社に変わるんですね。
だからこそ、3つのサイトに分けないほうがいいんです。
50本を3つに割ったら、どのサイトを開いても読めるものは少ないままです。
せっかく書いても、求職者が一か所でまとめて読めないので、親近感が育つ前に離れていってしまいます。
それともう一つ、その場でお伝えしたことがあります。
50本は、あくまで途中の区切りです。
50本書いたら終わり、という話ではありません。
まずは本体に50本そろえて、そこからまた積み上げていきます。
とはいえ、50本と聞くと、何を書けばいいのかで手が止まりそうですよね。
そこで僕が材料に挙げたのが、今年の方針発表会の動画でした。
会員さんに聞くと、方針発表会の動画は、限定公開ですでに全部上げてあるそうです。
方針発表会ですから、社長がこの会社をどこへ連れていきたいのかを、自分の言葉で社員さんに話している場面が撮れています。
求職者がいちばん知りたいのに、どこにも書かれていない中身ですよね。
それが、わざわざ探しに行かなくても、社内にもう置いてあったわけです。
求人でお困りなのに、自社のホームページはお客様向けのまま、という方は少なくないと思います。
社内で撮ったまま眠っている動画や、社員さんに向けて話した記録が、きっと手元にあるはずです。
それを材料に、まずは本体のサイトに求人の記事を1本置くところから始めてみてください。

