先日、伴走でお付き合いしている方と、これから始める月額制の商品を一緒に組んでいたときの話です。
相談や指導を商品にしている方で、月額をいただいて、会員さんから届く相談に答えていく。
そういう商品を組んでいました。
こういう商品を組むと、途中で決まって出てくるのが、相談を何回まで受けるか、という話です。
気持ちはよく分かるんですよ。
「無制限にしたら、朝から晩まで相談が届いて、自分の時間が全部食われてしまう」
「月額をいただいてる以上、届いたものには返事をしないといけない」
そう思うから、先に回数の上限を決めて、自分の身を守っておきたくなるんですよね。
この方もそうでした。
相談は週に何本までにしましょうか、という話になって、しばらく考えてから出てきたのが
「週2ですかね」
という数字でした。

ここで僕は、自分の経験をお話ししました。
僕自身もオンラインで指導をやっているので、無制限にしたら何が起きるかは実際に見てきています。
「毎日って言っても、毎日送る人はいないです」
毎日送っていいですよ、と言ってあるのに、毎日届いたことがないんです。
それどころか、逆に送ってこいって催促せなあかんことになるんで、とその場でお伝えしました。
送ってくれたらすぐ返事ができるのに、送ってこられない。
こちらが催促して、やっと一件届く。
無制限のお客さんが実際に相談してくる回数って、そんなものなんです。
上限を決めて身を守ろうにも、守らないといけないほどの数が届かないんですよ。
案外別に、何本でもいいですよって言って大丈夫なんです。
ただ、それでも週2と刻みたくなる理由が、もう一つあります。
無制限と言った瞬間に、相談以外のやり取りまで際限なく来るんじゃないか、という心配です。
たとえば個人のLINEで相談を受けていると、相談の返事に「ありがとうございます」が返ってきて、そこから近況の話になって、気がついたら世間話が続いています。
こうなると、本数は少なくても、しんどいですよね。
相談は、商品の一部です。
月額をいただいて、その中身として相談に答えている。
友達同士のやり取りをしているわけではないんですよね。
だから僕はこう言いました。
「だってそれ、LINE友達じゃないんで」
友達のLINEなら、返事に返事が返ってきて、どこまでも会話が続いていきます。
でも相談は商品なので、届いた相談に答えたら、そこで一件が完了します。
この二つを分けているのが、受付の入り口なんです。
「仮にそれが相談用のフォームとかで、携帯でそこで画像アップしてくださいねって方式やったら、別に世間話に引きずり込まれないんで」
相談用のフォームを一つ用意して、聞きたいことと写真を携帯からアップしてもらう。
届いたら、こちらは相談の中身にだけ答える。
フォームから届くのは相談だけなので、返事のあとに会話が続かないんです。
「個人的なやり取りしない」
「それやったら終わるんですよ」
個人のやり取りにした時点で、相談は世間話に変わります。
世間話には終わりがないので、本数に関係なく、こちらが持たなくなるんです。
この方も、はい、わかりました、とおっしゃって、週2の話はそこで要らなくなりました。
ちなみに僕自身も、お客さんとのやり取りは全部フォームを通してもらっています。
「お客さん自体は全部フォーム通してくださいです」
「こっちが一番いいです」
入り口が一本だと、届くのは相談だけになります。
届いた順に答えていけばいいので、何本でもどうぞ、と言えるんですよね。
週2と紙に書きたくなったら、その前に、相談をどこで受けるかを決めてみてください。
せっかく月額でお付き合いいただくんですから、回数で縛って窮屈にするより、何本でもどうぞと言えるほうがお互い気持ちいいですよね。
ぜひ一度、試してみてください。
