先日、RMMSの電話相談で、会員さんからこんなことを聞かれました。
「話した内容を文字起こしして、AIに下書きしてもらって、それを自分でガシガシ直してるんです。この感じって、読む人にどう判断されるんでしょう」
しゃべった中身をAIに組んでもらって、自分の言葉に直していく。
進め方としては、とても真っ当です。
それでも、読んだ人に「これAIで書いてるでしょ」と思われたらどうしよう、とか考えると困りますよね。
実際、AIくさい文章は今、嫌われています。
読んでいて「あ、AIだな」と感じたとたんに、中身まで薄く見えてしまう。
書いた人への信用まで一緒に下がってしまうので、この心配はもっともなんです。
それでも僕は「内容がちゃんとしてたら大丈夫ですよ」とお答えしました。
そう言える理由があるんです。
AIで書いた文章は、本当に読む人にバレているのか
僕は毎日、AIと一緒にブログを書いています。
その中で、先述の通り僕がAIを使わずに自分で書いた原稿を、「AIくさい」と言われたことがあります。
自分の手で書いたものを、AIの文章だと言われたわけです。

そこでなんとなく分かりました。
読む人は、どこがAIでどこがAIじゃないかを、実はほとんど見分けられていないんです。
「AIの文章なんて読めばすぐ分かる」とおっしゃる方は多いんですが、僕の手書きをAIだと言ってくる時点で、全然わかってないんです。
どうせ島田のことだからもう全部AIで書かせてるんだと思い込んで読んでいる、ということなんでしょうね。
逆に言えば、僕らがAIで書いて仕上げた文章も、ちゃんと作っていればバレないんです。
あるラーメン屋さんがセブンイレブンの冷凍つけ麺を店で出したら「この出汁の取り方は名人芸だ」と口コミされたって話と似てますね。
分かってる感出してる人ほど、全然分かってないんですよ。
勘違いしてほしくないのは、手を抜いてもバレない、という話ではないです。
見分けがつかないレベルには、一定以上のレベルと技術が求められます。
一方で現状はAIくさい文章が嫌われるのは本当なので、その対策として、AIで書いたものを自分で書いたものと区別がつかないところまで仕上げたいところ。
逆に自分の手原稿がAIと間違えられたのは、そのレベルを維持できている証拠だと思っています。
では、AIライティングで何をしているのか?
ここからは、電話相談でお伝えしたことと、僕が毎週やっていることをお話しします。
ブログをAIに書かせるとき、かけるべきひと手間とは
1つ目は、中身のハンドリングです。
会員さんは、話した内容を文字起こしして、そこからAIに下書きを組んでもらっていました。
ほかにも、AIに質問してもらって、こちらが答えていく、という進め方もあります。
僕はどちらも、いいアプローチだと思います。
どちらの形でも、テーマから中身を作っているのは生身の自分だからです。
AIがやっているのは、こちらが答えたことを文章の形に並べるところだけ。
だから、内容が実体験に基づいてちゃんとしていれば大丈夫、とお伝えしました。
書き方は人それぞれでかまいません。
自分の経験と考えが入っていれば、読む人には「この人オリジナルの話」として届きます。
AIの文章の違和感は、誰が見つけて直すのか
2つ目は、上がってきた稿を自分の目で確かめることです。
これは僕も、毎週追われています。
いま回しているブログは週14本です。
確認するだけで手一杯になりますし、読んでいると「ここAIくさいな」というところがやっぱり出てくるので、そこを直さないといけません。
確認して、直して、AIに教えていく。
その繰り返しです。
中には、根本からずれた稿も上がってきます。
読んでいて「何言ってんの君」と言いたくなるようなものです。
これが1割くらいあります。
残りは、AIくさい表現をちまちま直すくらいで現状済んでます。
このちまちました直しを、自分の目でやるかどうか。
ここを人任せにしないから、僕の原稿は読む人に見分けがつかないところまで仕上がっているんです。
「AIくさい」と言われるのは、この先もずっと続くのか
ここで少し先の話もしておきます。
このAIくさいかどうかをガタガタ言われるのは、今だけだと僕は思っています。
もうすぐ、誰も何も言わなくなります。
履歴書が手書きかワープロかにこだわる、という話と同じです。
電子レンジは料理じゃない、と言われたこともありました。
今そんなことを言う人は、ほとんどいません。
道具が変われば、言われることも変わっていきます。
だから今、人の文章を「AIの表現だ」と叩くのは、あとで振り返ったら恥ずかしいことになると思っています。
なので、僕は人には言いません。
自分の原稿は直しますが、人の文章にはAIくさいと言わない。
ご自身がバレるかどうかが気になるなら、出てきた原稿を自分の目でどこまで仕上げるかを調整してみてください。
